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『ノノノノ』第10巻/岡本倫

2010-03-24 | 青年漫画
 
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ヘンタイ度が増してきて再び楽しさも増しました。
新キャラの大量出現で、ノノのオリンピック金メダルはますます遠のく。

遠野実業の伊東賢一(いとうけんいち)、10年も自分の面倒を見てくれた彼女に、「インターハイで優勝したらお前と付き合ってもいい ご褒美だ」というくだりは最高でした。
天津を好きなノノの気持ちも切ない。スキー部同級生の3人だけの、天津の壮行会。タバスコの一気飲みで腹を壊した岸谷がトイレに行っている間に、ノノと天津が交わした「男同士の会話」。悠太の本心を立ち聞きするコウロギ。

ノノが帰宅すると、先に風呂に入っていいと言うコウロギ。「背中流してあげる」と大サービスされ、バレちゃうと必死で拒むノノ。

インターハイでは、ノノが女の子だと見抜いてしまう男の娘キャラの登場。月山商業の鷺坂(さぎさか)。


そして選手宣誓で大口たたく赫。
月山商業の禰?田(ねぎた)とすれ違った時、ノノの体は危機を伝える。

旅館で腹が減ったからメシとエロマンガを買ってこいと言う皇帝が一番の爆笑でした。
「こ 皇帝… エロマンガは一体 何に…」
「バカかお前!? オカズにするに決まってんだろ!!」
「… どこで…」
「ここでだ!!」(笑)

お前になんか石コロ程度にも期待していないと表面では罵り、実は岸谷に期待している皇帝がとても良かった。



お薦め度:★★★☆☆
スキーとかオリンピックとかよりも「女の子」を捨てたノノの想いの行方が気になります。
ノノは友達としてコウロギが大好きで、男として天津が大好きで、コウロギとノノの前ではじんましんが出ない天津は二人を「尊敬」していると言う。
「性別を捨てる」こと、「戸籍を捨てる」ことのつらさを、あくまでもフィクションとして、楽しい変態ラブコメとして描いてほしいです。あまりダラダラ続けずに、飽きられない程度の適当な巻数で。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Jing*3)
2010-03-24 18:35:43
おかずのイミがちゃいますがな(笑
皇帝の食事 (Wrlz)
2010-03-24 21:15:12
>Jing*3様

あと「みそ汁」が無い!(笑)

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