アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『ビッグコミック』2012年6号

2012-03-16 | 青年漫画
  『ゴルゴ13』第519話「1万キロの狙撃」後編/さいとう・たかを 遠隔操作によって彼を葬ろうとした少佐が、遠隔操作による報復を受ける。その末路が皮肉でもあり、痛快でもある。 彼に車を奪われた女は、離婚した夫から取り戻した息子に、彼から聞かされた物と同じ意味の言葉を言い聞かせる。 『憂国のラスプーチン』第36話/伊藤潤二・佐藤優・長嶋尚志 憂木の言う通りに調書を書かない検事。だが、検事は . . . 本文を読む
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『ビッグコミック』2012年5号

2012-02-28 | 青年漫画
  『ゴルゴ13』第519話「1万キロの狙撃」中編/さいとう・たかを 奪った車の中、ありあわせの物で止血をしながら、彼は車の持ち主に、「ルールは常に征服者の都合で決まる」と告げる。「ルールが嫌なら力を持て」という言葉は、女に対しての物とも、中東全域に対しての物とも取れる。名言かもしれない。私はこの言葉が気に入った。CIAや各国政府が「テロリスト」「殺し屋」と呼ぶ男なのに、こういう含蓄のあるセ . . . 本文を読む
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『ビッグコミック』2012年4号

2012-02-12 | 青年漫画
  『ゴルゴ13』第519話「1万キロの狙撃」前編/さいとう・たかを 中東、リビアの地方都市から遠く離れたニューメキシコ州。無人機部隊が、狡猾に確実に独裁者を追い詰める。その二日後、独裁者の三男を追っていた無人機が、あの男が乗っていた車を誤爆してしまう。無人機攻撃部隊を創設した少佐は、「アメリカの利益を考えれば」と言い、管理不能な男の排除を決意する。  題名の「1万キロ」というのは、アメリカか . . . 本文を読む
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『とめはねっ! 鈴里高校書道部』第九巻/河合克敏

2012-01-12 | 青年漫画
  三浦先生の"「書」を楽しめ"って言葉は そうやって好奇心を持って 「書」のことをいろいろ調べたりすることも含めて 楽しめということなんじゃないかな? 机に向かって書くことだけじゃないような気がするんだ。 (大江縁から大江英子へ)  熱い。一般的な意味で評価されることが少ない「前衛書(ぜんえいしょ)」で挑もうとする島奏恵が入部してから、「勝つ」ために書を学ぼうとする者と「楽しむ」ために書を . . . 本文を読む
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『ビッグコミック』2010年21号

2010-11-03 | 青年漫画
  「タバコのほうがマンガより高いんですよ!」。 こんなみみっちい会話をコンビニで交わしてた奴はオレだけではないはずだ(笑) 『ゴルゴ13』第506話「天空の毒牙」後編/さいとう・たかを 警部は銀行家をアルプス・シュルトホルンの「別荘」に軟禁し、その上空に戦闘機を周回させ、軍隊を待機させる。標的の排除を依頼された男は、EUが農薬の空中散布を禁止したために商品の売り込み先を失った開発者に、2 . . . 本文を読む
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