アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『花とゆめ』2012年5号

2012-02-04 | 少女漫画
 
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『暁のヨナ』第50話「解放」/草凪みずほ
本物の賊に捕らえられてしまったヨナ。生きるために殺すのだという、希望のない地に暮らす者たちの言葉に、先王の娘であるヨナは何も言い返すことができない。力を使ってしまうシンアの心の叫びも、悲しい。
ハクの殺気を「哀しい殺気」と呼んだジェハが、今後シンアのことをどう思うようになるのかも気になる。


『信長シックスティーン』/木内たつや
織田信長の霊が現代の少年に憑依するという読み切りだけど、味がある。
信長の霊が言った、「克服するしかなかろう」「道は そうやって築かれるのだ」という力強いセリフが良い。


『リーゼロッテと魔女の森』第11話/高屋奈月
「人間じゃない」という、核心に触れる展開を見せてくれて、また期待が高まってきた。生物学上の意味だったり精神的な意味であったり、「人間か否か」というテーマを追求する高屋奈月作品が読めるのは楽しみだ。
「知る行為」を始めると言いながら、肝心なことを知ろうとしていなかったリーゼの怒りや葛藤も、物語の軸になっていくのかもしれない。


『LOVE SO LIFE』第56話/こうち楓
松永さんを好きだと自覚した詩春。詩春と梨生との、恋に対する考え方の違いが対照的で、「どっちも頑張れ」と微笑ましい気持ちになれる。
双子に「じゅんばんこ」を教えるシーンも好きだ。


『ろっぱん!!』Trick.10/トビナトウヤ・ハラダカケル
班替えが行われることになり、うろたえる6班の面々。
この漫画は、小学生の頃に抱いた色んな感情を思い出させてくれる所があって面白い。席替えやクラス替えという物には、小学生の頃はドキドキさせられた。時として、こういう「大事件」のように思えてしまうこともあった。そもそも小学生の頃は、世の中の仕組みなんかに関しても知識が限られていたので、自分が生きている世界がある種の、メルヘンやファンタジーの世界に思えた部分もある。
童話やお伽話の魅力が何なのか、ふと考えさせられる。


『神様はじめました』第76話/鈴木ジュリエッタ
本物の奈々生を前に、自分のほうが役に立つ神使だとアピールする瑞希。巴衛は巴衛で、何らかの考えがあってニセの主人の言いなりになっている気配。やはり巴衛と瑞希が、自分のほうがご主人様のお役に立てるのだと張り合う展開はすごく楽しい。


『俺様ティーチャー』第78回/椿いづみ
ずっと言えなかった「ごめんなさい」を聞いてもらえた野上。実りある学園生活。それは「後悔しない」ことだ!という、照れ臭い展開を描いても、クサ過ぎない。ウサちゃんマンという、ある意味「一番恥ずかしい存在」(忍より恥ずかしい存在だと思う)がいてくれるおかげで、皆が心置きなく青春を謳歌できている。一番たくさんの恥をかいてくれているウサちゃんマンは、最高のヒーロー(ヒロイン?)だ。


『声優かっ!』voice.52/南マキ
「シロ」として久遠千里と仲良くしていることに対して、瑞希先輩から「自覚しろ」と牽制されてしまう姫。そのシロに、美味しいオムライスを食べさせてやりたいという「自分」を見付けた久遠千里。この三人の関係はこれからどうなってしまうのだろう。
部屋の主の「奇行」に振り回されてしまう、ハウスキーパーの林さんがお気の毒だ(笑)


『女王様の白兎』episode.11/音久無
雪兎が、仲さんが自分に「言いたいこと」があると聞いていても冷静だった理由が分かって爆笑。
ナナ「雪兎気付いてたの!?」
雪兎「まぁ薄々…」
レイシーの、不安な時に雪兎の服を「引っ張る」くせが、今回もツボだ。そして鳩村マリコは、宇宙語よりも不可解な、仲梨愛が話す謎の言語を解してくれる。


ヨナ、神様、女王様。



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【検索用】花とゆめ 白泉社 201205


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