ハルに出会ってからというもの私に起こった変化は内外共にめまぐるしく
とてもではないが私に御しきれるものではなかったのだ
私の勉強(行く手)を阻むものは
切り捨てる。
再び心を閉ざしてしまったシズク。ミッティは自分に何も話してくれないと落ち込む夏目ちゃん。
デートの予定だったはずの図書館で、自分は今ハルに恋愛感情を持っていないと切り捨てるシズク。
夏目ちゃんは、反応薄いのはミッティの美点だと言う。
「あのねハル ずっと1人だと 人間は乾いちゃうの その乾きを癒してくれるのは 他人だけなの」。かつてハルにそう言ってくれた、今はもういない人。「ハルもいつか そんな人に会えるといいね」。
死んだ人のことを思い出し、また「好きだよ」とシズクに告白するハル。ため息をつき、うなずくシズク。一緒にいられればそれでいいと言ったハルだが、その日から身の危険を感じ始めるシズク(笑)
自分がシズクの勉強の邪魔になってはいないと聞いて安心し、その一方でテストで一位を取ってしまうハル。そこまでして存在をアピールしたいか!と可愛いね(笑)
ニワトリ小屋のバリケードを「水谷雫」と名付けるハル。そして迎える文化祭。28,000円の電子辞書欲しさに協力的なシズク。1-Bは3年生を差し置いて第2校舎の端を確保(実は最悪な場所)。
自分はきっと水谷さんのように想ってはもらえないとたまらなく羨ましくなった委員長は、自分は「委員長」ではなく「大島」だと、ハルに名を呼んでもらう。
自分より頭の悪い人間を見てると面白いと言うヤマケン(山口賢二)、自分だけがひどく後ろを歩いているようで不安になると答えるシズク。しかし自分は間違っていないと言い聞かせ、ハルを好きにはならないと言い放つ。そんなもん俺が変えてやると言ったハルの手を振り払い、真っ赤になって走り去ってしまう!
文化祭で、淡々と自分の仕事をこなしながら、1人でいた時は自分の選択はいつも正解だったのに、どうして今はこんなにぶれてしまうのだろうと思い悩むシズク。相談に乗ってくれようとした夏目ちゃんをも拒絶してしまい、「さみしい」というのは相手がいるから感じるものだと教えてくれたのはヤマケン。あのにわとり小屋は確かに自分だと思い知る。
女の子同士は一度ケンカしたらお終いだと泣く夏目ちゃんを慰めてくれるみっちゃん。
ハルを馬鹿だと言ったシズクは、馬鹿なのは自分も一緒だと気付いて夏目ちゃんに謝る。
ハルの髪を触ろうとするシズク。ハルはいつだって本気で、自分はそれをはぐらかしてきただけだった。
自分に
ハルに
すべてはそれからだ
お薦め度:★★★★☆
みんな不器用で素直じゃなくてなんて可愛らしいんだ!
恋をするのも友達ができるのも、人と関わるのも初めてなのはシズクもハルも夏目ちゃんも一緒なんですね。委員長もがんばれ!
そして図書カードよ当たり賜え
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とくに夏目!
めちゃカワイかったです。
雫の心が解けて良かったです!
最後のハルと雫のシーン、3巻の中で一番でした!
夏目ちゃんのコスプレ、可愛かったですね。
「友達」と認めてもらえて良かったね!という感じです。
思わずシズクを抱きしめてしまうハルも、「勉強」と動揺しまくるシズクも最高でした。