〈川俳会〉ブログ

俳句を愛する人、この指とまれ。
四季の変遷を俳句で楽しんでいます。「吟行」もしていますよ。

梅崎春生「ルネタの市民兵」

2018年01月06日 11時30分41秒 | つぶやき
梅崎と言えば幾つも名作が数えられますが、敗残兵の逃亡を描いたこの小説は凄いもので、大岡昇平の「野火」の理知に対して事実を精確に描いている分、凄惨な情況が知られます。梅崎はだいたい飄然とした印象が多いですが、これは一線を画します。
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梅崎春生「日の果て」

2018年01月05日 20時03分07秒 | つぶやき
梅崎春生の「日の果て」はコッポラの「地獄の黙示録」によく似ている。この映画の原作のジョゼフ・コンラッド「闇の奥」を梅崎は読んでいたのではないかと推測する人もいる。梅崎は実兄から聞いた実話をもとにこの小説を書いたとされているが、小説は小説から生まれるとドストエフスキーも言っているので梅崎春生の読書歴も気になるところだ。
                                富翁
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コットンクラブ

2018年01月04日 20時12分58秒 | つぶやき
ビル・チャーラップ トリオ、聴いてきました。ピアノトリオですが名人芸というのでしょうか、どうしてこんな透明な音が出せるのか、驚きの連続でした。目の前がカッコいいドラマーで昔演奏中にステックを落とした人を思い出してしまいました。
 富翁
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賀正

2018年01月01日 10時13分45秒 | 川柳
聴き疲れ 今年の紅白 踊り漬け
ようやくに 「行く年来る年」 眠かった
今年はね 良い年になるよう 祈るばかり
安楽
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