〈川俳会〉ブログ

俳句を愛する人、この指とまれ。
四季の変遷を俳句で楽しんでいます。「吟行」もしていますよ。

梅崎春生「ルネタの市民兵」

2018年01月06日 11時30分41秒 | つぶやき
梅崎と言えば幾つも名作が数えられますが、敗残兵の逃亡を描いたこの小説は凄いもので、大岡昇平の「野火」の理知に対して事実を精確に描いている分、凄惨な情況が知られます。梅崎はだいたい飄然とした印象が多いですが、これは一線を画します。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする