千三句集（３４５）

桜花一枚落ちて猪口一杯
　富翁

花見

桜花遥か遠くの青い空

花見酒あちらこちらに飛ぶ話

花見酒眠りこけ行く山手線

　富翁

花見

金麦をモルツと間違え笑っちゃう

惣菜はベテランの味太鼓判

つねお

花見

懐かしい話がはずむ花見酒

花の下酒とつまみと恋話

満開の花を見つめて歳重ね

先輩

何年ぶりの花見だ！

(王子、飛鳥山にて)

都心にて 花見と言えば 上野なり
知らなんだ あるある名所 素晴らしい
花見して 充実しました 月曜日
安楽

夜の風

(寝床にて風の暴れる音を聞く)

明日は花見 なんて意地悪 自然の奴
安楽

千三句集（３４４）

咲き出ずる嵐の中の初桜
　富翁

なんだよ～(ーー;)

(しとしとからザーザーへ)

満開の 桜日曜 雨が降る
気まぐれな 自然の気持ちが 知りたいッす！
安楽

千三句集（３４３）

夕暮れに群れて漂う残り鴨
　富翁

千三句集（３４２）

春夕べ黒い運河に白かもめ
　富翁

桜並木

(東武動物公園まで往復１万歩）

さわやかな気候恵まれ遠足へ
蕾の桜満開間近

モクレンの白さ輝く田圃道

先輩

千三句集（３４１）

雨上り桜のつぼみ桜色
　富翁

花冷え

花咲き時必ず来るよ寒戻り

自然は常に試練を与え給う

先輩

そこここに芽吹きが・・・

(薄曇りのルーフバルコニーにてラジオ体操をする)

枯れきった　はずのミントに　新芽見た
紫陽花も　したたかに萌ゆ　新芽見た
数週間　待てば赤ちゃん　ハイハイ哉
安楽 with happiness

千三句集（３４０）

老残や緑眩しき木の葉かな
　富翁