千三句集（２８６）

空っ風関東平野はてもなし
　富翁

テクテクテク

(バテバテバテで寝込んでます)

七千歩 歩きに歩いて フラフラに
こんなんでは 運動不足 疲労増す
安楽 so tired !

猫に振り回されている日々

(みゃあみゃあ、の怒号のなかで)

腹がへり 何か食わせろ 喚く奴
腹いっぱい 退屈してるよ 相手しろ！
ああ眠い 眠たい眠たい みゃあみゃあ
安楽

千三句集（２８５）

一日を臥して夕暮れ冬の雨
　富翁

厳しい寒さ

凍えても雪の舞い散る道歩き

畦道にキラリと光る張り氷

先輩

千三句集（２８４）

あん肝を提げて夕暮れ急ぎ足
　富翁

昔、作った歌

(朝の家事を終えて寝ころびながら)

30歳台 たくさん歌を 作りけり
埃かぶる MD第一号機 再稼働
LINEにて ハードディスクに ダビングす

楽しかよ～
安楽

「鳥」

永遠の一瞬を生きる鳥の群れ
　富翁

千三句集（２８３）

星屑の夜の運河に風渡る
　富翁
　

「鳥」

鳥鳴けば 夜明けの夢の 別れかな
雀来た あちこちピリピリ 可愛いナ
だからこそ 鳥鍋食う前 祈ります
安楽

「鳥」

ホ―ホケキョ口ずさみして春を待つ

先輩

人気

(ひとけ、と読んで)

人毛なし 辛い人生 長かった
人気なし 場所を探して オナラする
安楽 with GEHIN

千三句集（２８２）

退職者見てのとおりの枯木立
　富翁

宿題「人気」

人気ない父はいつでも縁の下
　富翁

猫騒動

(スコティッシュ・フォルダーと言う貴族的な猫ちゃんにひっかかれつつ)

赤ちゃん猫　まずは言葉を　覚えます
(似ていますが違うのです)

ミャーミャーミャ　おお腹が減ったか　準備する
ミャーミャーミャ　退屈してるよ　相手しろ (はいはい)
ミャーミャーミャ　眠たいようです　have a good dream
安楽