今回はテーブルの塗り直し手順のご紹介。
濃い茶色のテーブル天板を薄い色に塗り直して欲しいというご相談。
このテーブルは一般的なウレタン塗装
まずは塗膜を剥がします。
ウレタン用の剥離剤を塗布してしばらく放置します。
ベットリ厚く乗せないと溶けてくれません。
30分ほど経ったらスクレーパーでこそげ取ります。
縁の凹んだ部分は近いRの金属を探してきて除去します。
凸のRは幅の狭いへらで取り除きます。
だいたい2~3回剥離剤を塗らないと綺麗に取ることはできません。
その後に研磨力の強い丸サンダー(ランダムアクションサンダー)で研磨
次にサンダー(オービタルサンダー)で研磨 #180から#320
サンダーのかからない部分は手で研磨。指紋がなくなります(笑)
研磨が終わったら水性のステインで着色(ナチュラル色)
通常のウレタン塗装の時には着色しない事が多いのですが、再塗装の場合は木の導管に色が残っているので少し色を付けないと綺麗に仕上がりません。
水性のステインが乾いたら下塗り。
サンディングシーラーを塗ります。
次に研磨 #400のペーパーで軽く毛羽立ちを落として仕上げ塗装の食い付きを良くします。
これで完成。
ウレタン3分艶を塗りました。
しっかり乾けばもう少し艶が落ちます。
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