長崎鼻の竜宮伝説
鹿児島・指宿市
古事記にある
「山幸彦と海幸彦」や「浦島物語」などの竜宮や
乙姫にまつわる伝説は全国各地にありますが
ここ長崎鼻は竜宮伝説の発祥の地として知られています。
長崎鼻周辺に伝わる伝説によると
山幸彦(浦島太郎のモデル)は
竜宮城で豊玉姫(乙姫)と出会い結ばれ、3年間を過ごしました。
その後、
山幸彦はすでに身ごもっていた豊玉姫を連れ、
玉手箱(枚聞神社に奉納)と
千年古酒を入れた2個の大甕(オオカメ)を乗せ、帰ってきました。
たどり着いたところは
山川郷竹山の「無瀬の浜」の海岸
この沖合いにあり、
竜宮門とも言われる奇形の島「俣川洲(マタコシ)」で
豊玉姫はお子をお生みになったと伝えられ、
その子は
「鵜茅葺不合命(神武天皇の父)」と名付けられたと言われています。
また、一説には
「竜宮城は琉球城であり・・・」とのくだりがあることから、
大和と琉球の交易を示す話とも言われています。
説明板より
竜宮神社
この海岸一帯の砂浜には夏
沢山のウミガメが産卵のため上陸します
開門岳
開門岳
薩摩長崎鼻灯台
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