ウワミズザクラ(バラ科)
ほかのサクラは長い柄の先に一つつけますが、このサクラはたくさんの小さな花が穂状につき、ブラシのような形になります。(武庫川大探検より)
ほかのサクラは長い柄の先に一つつけますが、このサクラはたくさんの小さな花が穂状につき、ブラシのような形になります。(武庫川大探検より)
サクラの花が終わり、山が新緑に包まれる頃、穂のような白い花が咲きます。
木の全体に白い花が咲くため、遠くからでも目立ちます。
そのころ、たくさんの虫が蜜を求めて、この花に集まっているのがわかります。
木の全体に白い花が咲くため、遠くからでも目立ちます。
そのころ、たくさんの虫が蜜を求めて、この花に集まっているのがわかります。
直径5ミリ程の黄色い実は、黒く熟すと甘くなり、果実酒に使われます。
新潟県の漬物である杏仁子(アンニンゴ)はつぼみのときに房のまま塩漬けにしたものです。
アンニンゴとは、アンズの種子からつくる生薬のことで、香りが似ていることからアンニンゴと呼ばれるようになったといいます。
香りのもとは、「クマリン」。
ウワミズザクラの樹皮を傷つけると、そのクマリンの香りがします。
新潟県の漬物である杏仁子(アンニンゴ)はつぼみのときに房のまま塩漬けにしたものです。
アンニンゴとは、アンズの種子からつくる生薬のことで、香りが似ていることからアンニンゴと呼ばれるようになったといいます。
香りのもとは、「クマリン」。
ウワミズザクラの樹皮を傷つけると、そのクマリンの香りがします。
つぼみの根元から摘み取って陰干ししたものは、咳止めに使われます。