バーベキュー

買い出しも終え、気温も下がり快適な夕方、テラスにて食事を取ることにする。チビどもが生まれてから嫁と火を囲むことは全くなくなったため何ともお約束ではあるが久々のバーベキューである。嫁が食材の準備をする間、ウッドデッキでひたすら炭を熾した。チビどもは興味津々で見ていたが熱いから危険である旨を説明すると手を出そうとはしなかった。



カルビーのスナック菓子に『サッポロポテト　バーベキュー味』なるモノがある。私はある程度大きくなるまでこの『バーベキュー』なる食い物が一体どんなモノなのかよく分からなかった。スナック菓子の形状から察するに網型の芋料理なのだと信じていた。ところがこのバーベキューなるものが肉や野菜を直火で焼いて食う食い物のことだと知ったとき、この『バーベキュー味』は名称を改め『焼き肉タレ味』とすべきだとくだらないことを思ったモノだ．．．。


ふと考えたが、バーベキューという呼び方で焼き肉をやったのは私に取って珍しいことである。確かに今までキャンプ仲間やライダー仲間でこのような事は幾度となくやったが、決まって焚き火をメインとした料理のため炭火をメインとしたことは珍しいことである。ともあれ、我がチビどももこの焼き肉のタレ味に非常に喜び、また、目の前で見る火というモノに驚いていたようだった。