バーベキューをつつきながら冷えたビールを堪能していると腹具合が落ち着いたチビどもは嫁と花火を始め喜々としていた。私は幼い頃花火をやった記憶はあまりない。両親がお金を出して買った物を燃やしている気分になるといい、殆ど買って貰えなかったからだ。
そうはいったモノの、自分の小遣いでよく爆竹を購入し友人達とやったモノだ。そのやり方が今考えれば面白かった。爆竹は普通一巻き50の束になっていてその導火線に火を点け連続的に爆発させるものである。注意書きにも束をほぐしてはいけないとしっかり書いてあった。にもかかわらず、我々は束をほぐし、煙の上がる線香を片手に色々と点火した。良くやったのは蟻の巣に突っ込み爆破。煙の出る巣に突っ込み更に爆破。蟻が大慌てで飛び出してくるのを楽しんだ。また手に持ちもう一方の手で着火し、空中に放り投げて遊ぶ空中爆発。更に泥に爆竹を立てて、水が染みいる前に爆発さえ泥を飛び散らせる泥爆発。等々色々バリエーションがあった。とても危険に思えるが、うっかり投げるタイミングを逸して手に持ったまま爆発したことも何度かあったが手が一時ジンとする程度で怪我をしたことは一度もなかった。
仲間の中にはカエルや蛇を掴まえ口に突っ込むという残酷なヤツもいたが、意外にそれらは一時のびて動かなくなるがその後、元気に逃げて行ったものだ。
小学校中学年の夏のこと。この時期に枝から落ちる青い早柿の実に突っ込み、投げつけ空中爆破。辺りに暑さで腐った柿が飛び散り迷惑この上ないという遊びが流行った。あるとき、農家の友人の家の前で遊んでいたときのこと、当時はまだトイレが外にあり、肥だめから汲み取り畑に肥料に巻くという農家が多かった。この家も御多分に漏れずそのような形式になっていた。4人で遊んでいた我々は柿の実に爆竹を突っ込み火を点けて投げ合って遊んでいた。
※ これは人に向かっては投げるが当然、本気でぶつける気など全くなくそれを避けてスリルを楽しむというお遊びだった。
友人、カズヒロが投げた柿の実がツヨシの隣の肥だめに落ちた。そんなところに落ちたら普通、導火線が湿り火が消えると思いこんだツヨシはその場から動こうとはしなかった。しかし、見事に肥だめに落ちたという事に何を思ったのかツヨシは遠巻きに肥だめをのぞき込んだ。瞬間、中に落ちた爆竹が爆発し屎尿がツヨシの顔面を中心に直撃した。
我々は一瞬笑い転げたが、深刻な顔をし泣き出したヤツを気の毒に思った。しかし、なだめようとした誰もが屎尿のこびりついたヤツに触ろうとさえ思わず、対処に困り農家の大人を呼びに行った。花火にまつわる何とも悲惨な記憶である。
そうはいったモノの、自分の小遣いでよく爆竹を購入し友人達とやったモノだ。そのやり方が今考えれば面白かった。爆竹は普通一巻き50の束になっていてその導火線に火を点け連続的に爆発させるものである。注意書きにも束をほぐしてはいけないとしっかり書いてあった。にもかかわらず、我々は束をほぐし、煙の上がる線香を片手に色々と点火した。良くやったのは蟻の巣に突っ込み爆破。煙の出る巣に突っ込み更に爆破。蟻が大慌てで飛び出してくるのを楽しんだ。また手に持ちもう一方の手で着火し、空中に放り投げて遊ぶ空中爆発。更に泥に爆竹を立てて、水が染みいる前に爆発さえ泥を飛び散らせる泥爆発。等々色々バリエーションがあった。とても危険に思えるが、うっかり投げるタイミングを逸して手に持ったまま爆発したことも何度かあったが手が一時ジンとする程度で怪我をしたことは一度もなかった。
仲間の中にはカエルや蛇を掴まえ口に突っ込むという残酷なヤツもいたが、意外にそれらは一時のびて動かなくなるがその後、元気に逃げて行ったものだ。
小学校中学年の夏のこと。この時期に枝から落ちる青い早柿の実に突っ込み、投げつけ空中爆破。辺りに暑さで腐った柿が飛び散り迷惑この上ないという遊びが流行った。あるとき、農家の友人の家の前で遊んでいたときのこと、当時はまだトイレが外にあり、肥だめから汲み取り畑に肥料に巻くという農家が多かった。この家も御多分に漏れずそのような形式になっていた。4人で遊んでいた我々は柿の実に爆竹を突っ込み火を点けて投げ合って遊んでいた。
※ これは人に向かっては投げるが当然、本気でぶつける気など全くなくそれを避けてスリルを楽しむというお遊びだった。
友人、カズヒロが投げた柿の実がツヨシの隣の肥だめに落ちた。そんなところに落ちたら普通、導火線が湿り火が消えると思いこんだツヨシはその場から動こうとはしなかった。しかし、見事に肥だめに落ちたという事に何を思ったのかツヨシは遠巻きに肥だめをのぞき込んだ。瞬間、中に落ちた爆竹が爆発し屎尿がツヨシの顔面を中心に直撃した。
我々は一瞬笑い転げたが、深刻な顔をし泣き出したヤツを気の毒に思った。しかし、なだめようとした誰もが屎尿のこびりついたヤツに触ろうとさえ思わず、対処に困り農家の大人を呼びに行った。花火にまつわる何とも悲惨な記憶である。
我が家は中学までボッ○ントイレだったので
弟と2ヶ月に一回の頻度で肥汲みをしました。(笑)
ある時、妹がトイレ時に誤って落ちましたが
験が悪いと婆さんが必死に妹に向けて塩を振るっていたことを思い出します。
しかし、肥溜めで爆竹が破裂とは...。
撃沈した当人はもちろん、取り巻きも悲惨ですな~。(笑)
それにしても私の身内にも肥だめに落ちた人間がいますが、何かの拍子にそんな話になるとネタに使われバカにされているようです。ある意味その場限りの悲劇ではすまないのが悲惨なもんですね...。
それにしてもこういった事件はおっしゃるように当人も取り巻きも家族も悲惨ですよ。皆が罪悪感に苛まれ、また体の臭いはなかなか消えずに家でも疎んじられるようです。
今はこんなこともないんだろうなぁ...。