虹も目の前です
天気が悪いと海は大荒れになります
スーパーKaiNeNe隣の美味しいアイスやさん(たっぷり入って100円弱)
いよいよ最終日、日に日に暑くなっているように感じました。
朝から荷物整理をしてサンチャゴへ帰る用意を済ませ、1週間ともに同じ宿で生活したイスラエル人のカップルや、お世話になった日本人ゆうちゃんとたっちゃん、マルタ一家と写真などを撮って、名残惜しい気持ちでいっぱいになっていました。
清算を済ませるとマルタが「空港まで送っていくよ」と言ってくれ、おばあちゃんは助手席に乗り、私たちもマルタ家の荷台付の4輪駆動車の後部座席に乗ると、かわいいウリも自ら車の荷台に飛び乗り、送ってくれる気満々でした。
しかし、当然連れて行くとまた出くわした犬とけんかすることになってしまうためか、マルタはウリは連れて行けない、と言って降ろそうとしていました。
おばかでかわいいウリ。けんかばかりしているので、顔も傷だらけ
ほんとにウリはおばかだけどかわいくて、首輪をマルタに引っ張られても頑として降りようとはせず、マルタの手を散々てこずらせて、しまいには自分の小屋にロープで繋がれてしまいました。
私はもう空港まで連れて行きたくて仕方なくなっていましたが、マルタが言うのでは仕方ありません。犬は何でも分かっているのでしょうね。1週間の滞在だったにもかかわらず、暇さえあれば夫も私もウリのことをかわいがっていたので、きっと気持ちが通じていたのでしょう。ほんとうに切ない気持ちでいっぱいになってしまいました。
そして、ミヒノア(マルタの娘)も1度悪さをして私に怒られたにもかかわらず、妙に懐いて来て帰る朝はべったりでした。スリッパを隠したりほんと初歩的ないたずらをして困らせてくれました。
難しい年頃にさしかかった?ミヒノア
そして、ばあちゃんは私たちにとって超難関の人です。全くスペイン語が解らない私たちに、どんどんスペイン語で質問してきます。
一緒にいた二人の日本人、ゆうこちゃんとたっちゃんはスペイン語が話せますが、私たちは全然いけてません。なのに、ごり押し状態でどんどん押してきます。
何を聞かれても「わかんないよ~ん」と首を横に振っていたら、そのときの質問は「ここはいい島でしょ?」と聞いていたらしいのです。当然それにも首を横に振って「ノ~ノ~」と言ってしまったら、ばあちゃんは胸を押さえていました。少しして誤解は解けましたが、話せなくてごめんね。
難関のばあちゃん、いつも質問攻めに!
さてマルタです。いつも大きな声で子供のように笑ってます。英語は少し分かるはずですが、何故か最初だけ英語で途中からスペイン語になっています。夫はそれに対抗してか、マルタに話しかけるときはいつも「マルタ、明日から日本人たくさん来るみたいだよ!」などとごり押しの日本語で話しかけていました。どっちもどっちなので、みんなでばからしくて笑ってしまいました。彼女が労働している姿はほとんど見たことが無かったのですが、いつも明るく忙しそうにあちこちに出かけていました。
いつも笑ってるマルタ!
最後にロジェです。なんとロジェの写真がありません。しまった。きゃーごめんなさい、ロジェ。
いつもこまこまとよく働くロジェです。最終日の朝も、とても忙しいそうで声をかける間もなかった感じです。
ロジェはマルタとは正反対であまり笑いません。英語もほとんどだめですが、細かいことに気づいてくれます。あまり笑ってくれないので最初は私たち歓迎されて無いのかな?と思ったほどですが、途中から人が変わったように大きな声で歌いだしたり、げらげら笑ったりするようになりました。なんで?私たち日本人の間では「ロジェ今日はご機嫌さんだね。今日もご機嫌さんだね。」と変化していきました。何故なのかはよく分かりません。
もしかしたら、部屋の壁をペンキ塗りしていたので、シンナーでハイテンションになってしまったのかも・・・???最後までよくわかりませんでした。