2020年7月22日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.14 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.35 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.94 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.287 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃を0.081 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.039 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+0.21℃で平年並みだった。15地点中11地点で日平均気温が平年比プラス、4地点でマイナスだった。プラス偏差地点の方が数が多かったが、プラス偏差幅最大の観測点は山形の平年比+1.7℃であるのに対し、境と浜田の日平均気温がともに平年比-2.5℃とマイナス幅が大きかったため、全国平均では平年並みとなった。
15地点の日平均気温の単純平均の365日移動平均のグラフを見る。
気温水準は高止まり状態となっている。この1か月間、日照時間が短く、雨量が多かった。このようなときは気温は低めとなるのだが、平年値は上回る水準となる。1981年から2010年の30年間の平均が平年値だた、そのころと比べると、気温が高くなりやすいことは確かだろう。
気温が高く、湿度も高いのに、呼吸器系感染症であるcovid-19の感染拡大が止まらない。このまま冬に向けても高温多湿の状態が継続すれば、感染抑制に効果があるのだろうか?2018年の冬のように気温が下がったら大変なことになるのだろうか?将来の姿が見通せない状態が続いている気がする。