2020年11月27日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.08 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.13 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +1.04 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.210 ℃
2020年8月8日の極小値15.185 ℃を0.026 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.115 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.73℃と一昨日同様のプラス偏差となった。ただ、15地点中北海道の3観測点の日平均気温が平年を下回った点が一昨日とは異なる。プラス偏差幅が大きかったのは、宮崎の平年比+4.2℃、飯田の同+3.9℃、彦根と多度津の同+3.1℃の順で、宮崎の高温も一昨日と同様だった。
新型コロナウイルスの感染が急拡大している。気温が下がり、空気が乾燥してきた影響が強いことはだれもが認めるところだろう。アメリカでも秋の早い時期からノースダコタ州など、人口が多くないのに北部に位置して早く冬型になるところで感染が急拡大していた。
アメリカの感染者数は1,300万人と多いが、次いでインドの930万人、ブラジルの620万人の順となっているが、インドはこれから寒くなる地方があることから、感染者数が急拡大することが心配される。最初に感染が拡大した中国は、真冬の時期の感染拡大で、それを封じ込めてしまった。
日本のこの冬の気温は平年並みの寒さとなるものと予報されている。今年の1,2月のあの暖かさがいかにありがたかったかを思い知らされることになるのか?感染したら重症化リスクの高い年代となっていることから、この冬を無事に過ごせるか、重大な局面を迎えていると思う。