時々眺める富士山

病院の面談があった

面談の結果、結論としてはリハビリの効果は限界に達しており、これ以上の回復は期待できないとのことだった。

体温は37度台になることはあるが、継続性はなく心配ない。
脳こうそくの再発の兆候はない。
昨日CTで確認したが、梗塞範囲は変化していないが、はっきりと見えるようになったとのこと。
病状としては落ち着いてきている。
起きている時間が長くなってきている。
ただ、梗塞の大きさと年齢から考えて、リハビリのゴールは近いものと考えている、とのことだった。
尿は量もあり、きれいになってきた。
これは、まい食事時にコップ2杯のお茶を飲んでいるからだと考えられるとのこと。

今日の昼食時は、お茶を隣の人のテーブルに置こうとする行動がみられた。
自分からは飲まず、飲ませなければならなかった。
ただ、こちらの顔を見て少し笑った。

配膳車に貼られた赤いシールを指して、「赤い・・・・、・・・・」と言った。

意味内容は了解不能だったが、赤いシールは極めて目立つもので、それに反応したのだと思う。
予定表では、午前9時に入浴だったので、
「お風呂に入ったの?」と聞いたら、首を横に振った。
「お風呂には入らなかったの?」と聞いたら、首を縦に振った。

この点について担当の方に尋ねたところ、
今日は、お風呂の後すぐにリハビリだったので、忘れたのではないかとのことだった。

今日も昼食は完食。食べるスピードも上がってきていて、むせることもほとんどない。
ただ、食事をすると鼻汁がでることには変わりがない。

表情自体は普通に戻ってきた感じがあり、正気の感じはするが、認知力は一時の夢見心地の要だったと気より下がっているように感じる。

今日は兄夫婦が訪れたのだが、兄の連れ合いに対して、
「あの方は誰?」と真顔で質問を受けてしまった。

一応説明しては見たが、このような質問が出る状況で、説明しても了解されるはずはない。
納得した顔にはならなかった。
本人の前で、大きな声で説明するのも失礼と思い、小さな声で説明したが、問い返すことはなかった。

今日は、午後に病室のワックスがけがあり、ベッドごとホールに移動した。
そこでしばらく寝て、午後のリハビリとなった。
例によって、車いすへの移動には負担をかけてしまう。

今日も言葉数はかなり少なかった。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事