高樹のぶ子のSIAブログ
南半球

いま、世界の視線は南アフリカに注がれています。
このブログを書いている時点では、なにぶん、初戦のカメルーンに勝って、
メデイアも勢いづいていますが、週末にはその様子がどう変わりますやら。
オランダはそう簡単ではない・・というのは皆が口にしていますので、
本当に大変なのでしょう。
けれど、スペインに勝ったスイスも、あり得ない番狂わせでしたから、
何が起きるかわからない・・という楽しみもありますね。
これこそ、ダメモトで行きましょう。
南半球といえば、私もこのところ、南半球のバリ島に浸っています。
バリ島が南半球だとご存じないかたもおられますが、そうなのです、
今は季節は冬です。いえこれから、8月の乾季そして冬に向かうのです。
体に染みついたバリ島の記憶を、いそいで短編やエッセイにしているところです。
バリ島・・冬の乾季を目前にして、すごしやすいはずの6月も、結構蒸し暑く、
気温はさほど上がらなかったけれど、湿度は連日85%程度で、じっとりして
いました。
南アフリカも、サッカーの放送によると摂氏10度だそうですから、
かなり寒いですね。高地ということもあるのでしょう。
標高が1400メートルだそうで、これに近いものを私も経験しています。
モンゴルに行ったとき、砂漠の中を10時間走りましたが、そのあたりは
標高がゆうに1000メートルを超えていましたし、同じ6月でしたが、
震えるほど寒かった記憶があります。
さて、バリ島ですが・・
あらゆるものが苔むしている農村で、子供たちがたった一つのボールを
けりあって遊んでいました。私も仲間に入れてもらって、遊びましたが・・
ボールは空気が抜けてふにゃふにゃしていました。
それでも、大勢の子どもたちが、歓声を上げながら走り回っていました。
サッカーが世界の球技になったのには、そういう理由もあるんですね。
写真は、一緒にバリ島に行ってくださったRKB毎日放送の阿佐部デレクターと
青木カメラマン、そして現地スタッフの人たちです。
高樹のぶ子
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たしかに、あたりの湿度は高そうですね。
新作品を紡いでいらっしゃる・・・
いま、KLMで成田からアムステルダムに着いたところ。
スキポールに到着する1時間ほど前、
なんと機長が、
「ドイツが負けました。クローゼがレッドカードです。」
と機内放送をした。
ってことは、機長は聞いていたのか?
これからトランジットでベルリンに行き、
友人に会うのに、どうしよう。
もっとも、このまま、明日、オランダにいるのも、
まずいだろうな。
マーケットでぼくらを取り囲み、「みかん、みかん」とか日本語で案内してくれた子どもたちのことを思い出します。
今はそんな子どもはいないのでしょうか。
サイアデイでは、「私なりの考え」を発表したいと思っています。
でも、じっくりそれだけの期間をかけて練っていかれるのでしょうか。
サイアはアジアへ広がり、政治・経済、それに宗教へ広がっていきます。でもすべての始まりは男女の営み。世代を引き継いでゆく。
営みにいたるには恋愛がある。できればいい恋をしたい。
だからこのプロジェクトは高樹先生しかできない。
総仕上げ楽しみです。
高地といえば、ペルーのクスコやティティカカ湖へ行ったことがあります。空路だったので、飛行機から降りてしばらくは、頭痛頭がしましたが、コカ茶を飲んだらスッキリしました。尚、次回のSIAは9月18日と記憶していますが。