昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

還ってきたレロレロ姫(68)三鷹へ(7)

2017-02-28 05:28:09 | 還ってきたレロレロ姫
 おじいさんのマンションのリビングは5年経っても変わらない。チュン太の籠はないけれど・・・。
 わたしは改めてぐるーっと見渡した。
 寒がりの植物をベランダから入れ込んでいる。
 ロイヤルコペンハーゲンの飾り棚。
「変わらんな・・・愛は昔のまんまだ」
 オジジがわたしの顏をじろじろと見つめて言った。
「ずいぶん大きくなったじゃない!」
 オババが反論した。
「大きさじゃない。中身だ!」
「たしかに、5年前と同じように目がキラキラしてカワイイところは変わらない! 私たちが年取ったのに比べれば・・・」
「アインシュタインの相対性理論だな・・・」
 オジジがつぶやいた。
「何?それ!」
 オババが訊き返す。
「動いているものは時間の流れが遅くなるという理論だ」
 
「・・・?」
「つまり、地球上でゆったりした時間を過ごした我々はそれなりに歳を取ったが、宇宙を旅していた愛はなんも変わっていないってことだ」
「変な理屈!」
「理屈じゃない、れっきとした理論だ!」
 オジジとオババの間でまた火花が散った。
「ということは、愛はこの五年間宇宙を旅していたってこと?」
 オババは確認を求めるように、信じられないという顔でわたしを見た。

 ─続く─ 

 <好奇心コーナー>
 

  愚痴は身体によくない! 
 言いたくなったら<筋トレ>で解消!
 
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エッセイ(355)運の尽き

2017-02-27 06:21:48 | エッセイ
 「不参加が続発してたいへんです」と新幹事から相談を受けたときも、最終的にはN氏の参加をもって今月の大会も13組52名の規模で大会は昨日無事開催された。
 今年は幹事長役を解かれたせいか勝つことが多く、先月の15位入賞に続いて今月は上位入賞を狙っていた。
 1回戦、2回戦で計マイナス25点となった時もまだ盛り返せるという気が満ちていた。
 3回戦でプラス44点でプラス15点に転じて、4回戦では目的達成の気力満々だった。
 ところが運はちょっとした気持ちの変化で綻んでいく。
 
 飲み物を頼まないつもりだったのが、雀荘のなじみの係と目があった時、「カルピス!」と頼んでしまった。
 プレイに集中していて、コップを取る手が誤り、カルピスのコップをひっくり返してしまった。
 以前、どんぶりいっぱいの熱々のうどん汁をこぼして服を汚してしまい、それを機に運が離れてしまった時のことを思い出した。
 ・・・あんたはこぼし屋。気をつけなさい!・・・
 家内の声が聞こえてきた。
 カルピスなんて頼むんじゃなかった、と思った瞬間ボクの思考回路はマイナスに転じた。
 N氏がドラ牌、8万をカンしてリーチをかけた。つづいてボクも聴牌した。
 頭待ちに敢えて9万を選択した。
 二人のリーチを見てU嬢は9万を放った。
「当り!」ボクは叫んだ。ところが「こちらも当たりです!」上家のN氏が勝ち誇ったように言った。
 残念! 大会規則では二人当たりはない。
 ここからボクの運が急速に離れて行った。
 一巡してN氏が親のとき、彼にハネ満願を放り込んで、結局ボクは合計マイナス31で何の賞にも与ることはなかった。
 
 運は<マイナス思考>によって離れて行ってしまうことを痛感した一日だった。
 


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エッセイ(354)独裁者の内側(4)二人の女性

2017-02-26 03:25:04 | エッセイ
 独裁者、ヒトラーの最後に関わった二人の女性の生き方に注目した。

 一人はヒトラーと結婚し、彼と死を選ぶエーファ・ブラウン。
 総統がいきなり最初の言葉を室内に投げ放つ。
 「余の政治的遺言」一瞬私の手が震えた。
 ・・・みんなが何日も待ちあぐねていたものが今やってくるのだ。それはすなわち、起きたことに関する説明、告白、いや、それどころか罪状の認知でさえあり、もしかしたら弁明なのかもしれない。この最後の記録書<千年帝国>には、もう失うものは何もない人間によって告白される真実が語られるにちがいない。
 ・・・ヒトラーは話し続けるが、ほとんど顔をあげない。しばらく口をつぐんだ後、個人的な遺書の口述を始めた。そこで彼がエーファ・ブラウンと結婚することを私ははじめて知ったのだ。

 4月30日がその前の日々と同じように始まった。時間がけだるく過ぎていく。エーファ・ブラウンにどう呼びかけたらいいのか誰にもわからない。副官とか伝令たちは、ついにこれまでどおり「お嬢さま」と呼びかけようとして、どもり、まごついた。「皆さん、私のことをヒトラーさんと呼んでくれていいんですよ」とエーファは顔をほころばせて言った。
 ・・・突如、銃声が一発ものすごい音をたてて、うんと近くで鳴り、みんながだまりこくった。
 ・・・たった今、総統が死んだ。

 ・・・死んだヒトラーに対して、憎しみとやり場のない怒りみたいなものが忽然と湧き上がってきた。われながらびっくりだ。だって、彼が私たちを置き去りにしていくことは私だって知っていたのだから。彼が私たちに残していったこの虚しさと戸惑いといったら!
 

 そしてもうひとりは生き延びて<私はヒトラーの秘書だった」という手記を著すことになったトラウデル・ユンゲだ

「辛くて恐ろしいときがはじまったのだが、私はもう死ぬ気が失せていた。いったい人間とは他にもっとどんなことを経験できるものだろうかと、好奇心が湧いてきたからだ。それに運命は私に優しかった。私は奇跡的に東側への護送を免れた。ある男の無私で人情味にあふれた善意がそれを防いでくれたのだ。何か月もたってから、私はやっと家に帰りついて、新しい生活に入ることができた。
       

 <好奇心コーナー>
 
 48人目の忠臣、きよの運命の行きつく先は?
 
 数奇な運命にもてあそばれた<きよ>は命がけで将軍家宣の子を産む。
 しかし、その家宣も失うことになる。
 またもや愛する人たちを失うことになったが、我が子は将軍家継となり、命を継ぐことになる。

 
 生きる女性の強さを実感!


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エッセイ(354)独裁者の内側(3)ヒトラーの妻

2017-02-25 04:13:21 | エッセイ
 ヒトラーは「自分はドイツと結婚した」と主張し続けていたため、<妻>エーファの存在は側近だけが知るものだった。
          
 ヒトラーはホールを出て階段を上がり、お腹を空かした一同が集まっている居間へ入ってくる。するとたいていの場合、この瞬間を見計らったかのように二匹の黒いお伴のキャンキャン声の後ろから、エーファ・ブラウンが姿を現す。ヒトラーは彼女のもとへ歩み寄って、手に口づけし、それから会議で会わなかった人たちと握手してまわる。私はそのときはじめてエーファ・ブラウンに出会い、紹介された。彼女はとても身なりがよく、きちんと装っていた。またその自然で気どりのなさが私の目を引いた。
 
 秘書のトラウデル・ユンゲの日記には、北朝鮮の金正恩主席や中国の毛沢東主席のような、独裁者をめぐる女的な記述はない。
 
 

 彼女(エーファ)は太った女が嫌いだった。そして自分がきゃしゃでほっそりしているのがとてもご自慢だった。そのために総統は彼女をこう言ってからかった。「君と知り合った頃、君はかなりふっくらしていたけど、今じゃ、まったくのガリガリだ。女たちは、つね日頃男のためにきれいになりたいと言っている。それなのに、男の好みに逆らうためにあらゆることをやっているんだ。男に気に入られるいろんなことを犠牲にしています、と言ったりもする。そう言いながら、ただたんに流行の奴隷になっている。女にとっては、流行だけが最強で唯一の権力であり、同性だけがその権威ある観客なんだ。女はみんな、女友だちの嫉妬心をかき立てたいだけなんだよ」
 ・・・「なぜあなたがた女性は、年がら年じゅう服を変えなきゃならないのか、私にはさっぱりわからん。私の特に好きなドレスを、その持ち主がいつも着てくれるのが、私には一番なのだがね。・・・ところが、やっときれいなドレスに慣れたなと思ったとたん、まだ全然見飽きてもいないのに、もう次がくるんだ」

 そんな彼らの前に、ついに最後の場面が到来する。
 
 会議室の開いた扉の前に、作戦会議に出た将校たちみんなの真青な、石のようにコチコチの顏が並んでいる。ヒトラーが自室の隣の小部屋にじっと立ち尽くしている。その顔は無表情で、目の光が消えている。彼自身のデスマスクのようだ。そのうつろな瞳は何も見ていない。女性に対して今まで決してなかったような命令口調でヒトラーががなりたてた。「みんな早く着替えるんだ! 一時間後に、君たちを南ドイツに運ぶ飛行機が出る。何もかもおしまいだ! もはや万策尽きて、望みようもなし!」
 私はやけにこわばってしまって動けない。壁の絵が曲がっている。それにヒトラーの上着の襟にはしみがついている。すべてが綿に包まれて特にあるような気がする。
 一番はじめに硬直がとけたのはエーファ・ブラウンだった。
  
 自室のドアのノブにすでに手をかけていたヒトラーの前に進み出て、その両手をとり、悲し気な子供でも慰めるみたいに、にっこり笑みを浮かべて話しかける。「あなたもご存じじゃないの。私があなたのお傍に残ることを。私は行かないわ」するとヒトラーの目の中が輝き始める。それから、まだ誰も、彼の一番親密な友人たちも従卒さえも、かつて見たことがないことをやった。ヒトラーがエーファ・ブラウンの口に接吻したのだ。


 ─続く─

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エッセイ(354)独裁者の内側(2)

2017-02-24 04:48:14 | エッセイ
 ヒトラーは意外にも菜食主義者だった。
 
 
 私たちのもとには、腕はいいが、実にかたよった料理をする野営コックがいた。
  
 ・・・彼はギュンターという名だったが、本名を知っている人はあまりいなかった。ヒトラー自身さえ彼をあだ名の<くず>と呼んでいた。台所のドアの上に「パンくずを粗末にする人にケーキはおあずけ!」という大きなポスターがでかでかと貼られていたからだ。小男の<くず>はこの封鎖区域全体の人員のために
食事を作った。約二百人の人員を彼は毎日巨大な鍋で養ったのだ。こんな長年兵士たちだけのために料理してきた大衆向きコックが、一人の菜食主義者のエキセントリックなご機嫌に付き合いきれなかったのも無理はない。彼は肉嫌いの者たちを心底憎んでいた、というか軽蔑していた。
 
 ・・・彼(ヒトラー)は食に関しては要求が少なく、質素だった。ごくたまに自分の食事は退屈だと嘆くことはあった。肉抜きの付け合わせだけをもらうのだから、何かが足りないに決まっている。<くず>は、人は肉なしには生きてゆけないという持論を持っていたから、ほとんどのスープと料理に、少なくとも一滴の肉ブイヨンか、豚の脂をちょっぴリ入れていた。たいてい総統はそのペテンを見抜いて怒り、胃の調子がおかしくなったと、ここぞとばかりに訴えた。


 <寒い総統の執務室>
 ・・・私はようやくまたヒトラーのところへ口述タイプに行った。
 ・・・数分後に私は執務室に通されていた。このときはじめて部屋をよく眺める余裕ができた。大きな扉を抜け、天井の低いライト付きの狭い退避壕室を通って、執務室に使われている小部屋に入ると、とてもよい心地がした。
 ・・・ヒトラーは私のほうにやってきて、「君、寒くはないですか?ここは寒いですよ」ときいた。
 軽々しく「いいえ」と答えてしまったことを、私はほんのわずかの時間のうちに痛切に後悔した。口述タイプが進むにつれ、ひどく寒くなったのだ。
 ・・・約一時間後、口述筆記は終わり、彼に紙を渡して、「私、よく理解できなかったかもしれません」と告げた。ヒトラーは優しく笑って手を差し伸べ、「大丈夫、きっとうまくできてますよ」と言った。
 私は氷のように冷たい足と熱く火照った頭で彼のもとを辞した。外に出てからなぜ執務室はあんなに寒いのかときいた。温度計をちらった見たら11℃しかなかった。国家元首たるもの、暖房を聴かせることくらい簡単なはずだ。実際ここにある施設はどれもセントラルヒーティングで、他はどこもかしこも暖かい。
 ・・・これでなぜ幕僚たちや司令官たちがいつも赤い鼻と青く凍えた手で、ときには何時間もかかる作戦会議から出てきて、すぐさま従卒部屋や食堂で温かいシナップスを喉に流し込むのかがわかった。


 肉類も食べないで、よくも寒さに耐えられる身体でいられたものですね!
 
 ─続く─

 <好奇心コーナー>
 
 「寒くなんかない!」 愛知県犬山市の木曽川で、卒業式を控えた犬山中学3年生が自分たちの使った机と椅子を洗う。今年で64回目を迎えた伝統行事。スバラシイ!
 


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エッセイ(354)独裁者の内側(1)

2017-02-23 04:22:02 | エッセイ
 たまたま「私はヒトラーの秘書だった」という本を手にして読みだした。
 
 金正男の殺害が連日マスコミをにぎわしている。北朝鮮の独裁者金正恩の仕業ではと憶測されているが、こんな時彼を内側から見たらどう見えるだろう。
 「毛沢東の私生活」はアメリカ人の主治医の目で見たものだが、これを読んだとき独裁者の想い、その意外な一面を知って痛く感銘したものだ。

 同じドイツ人の若い女性が独裁者の典型、ヒトラーの秘書をした経緯、彼女が見たヒトラーの想い、素顔に深い関心を持って読みだしたところだ。
 その中から気になった記述を抜き出してみたい。

 私は十代のはじめから妹と二人で体操・ダンス教室へ通っていた。そしていつかこの二つの分野の一つを自分の仕事にするだろうということを少しも疑わなかった。
 ・・・妹のインゲはその頃ドイツ舞踏劇場のダンサーとしてベルリンに住んでいた。彼女の同僚の一人がアルベルト・ボルマン(総統個人官房に勤務、後にナチス自動車軍団集団指揮官となる)と親戚関係にあった。ある日のこと、私はこの人物を通してベルリンの総統官邸で働いてみないかと誘われた。
 ・・・私はある同僚と一緒に口述筆記に呼び出された。
 ・・・私が先に生贄の子羊として送られることになった。
 ・・・数分待った後、今度もまたリンゲが私を執務室へ案内し、ヒトラーに取り次いだ。今回は私の後ろで戸が閉まり、私はヒトラーと二人だけになった。
 ・・・私がタイプライターの被いをとって用紙を入れている間、彼は、写真を撮られようとしている子供に言うみたいににこにこと優しげに私に説明した「あがったりする必要はちっともないんですよ。私だって自分で筆記するときでさえ、あなたが全然やりそうもないミスをたくさんやらかしますからね!」
 ・・・全部書き終わると、ページを揃えて総統に提出した。
 ・・・総統はスバラシイ出来であることを保証し、別れの挨拶をしてからデスクに向かって坐った。
 ほっとしてその部屋を出ると、ボルマン集団指導官にドアの前で出合った。
 ・・・すべてがうまくいったことを報告すると、彼の方が私よりよっぽど幸せな様子だった。
 ・・・ヒトラーが何かを口述する必要のあるときは、いつも私が呼ばれ、そのたびに私は不安になりドキドキするのだった。今も試用期間中なのか、それともすでに常勤になったのか、私にはわからなかった。1943年1月30日にまたヒトラーに呼び出された。
 ヒトラーは私にたいへん満足しており、また、二人の経験を積んだスタッフたちも、私が秘書に非常に適していると信じているようだ、と言った。それから、あなたは私のところにこのまま留まりたいですかと聞く。私はこの誘惑に抵抗できなかった。
 ・・・要するに「はい」と答えたのだ。

 だが、これで会話がもう終わったわけではなかった。ヒトラーはもっと何か言おうとしていた。
 ・・・いささかぎこちなげにこんなことを言った。あなたはまだずいぶん若いし、それに、ここには本当に大勢の男たちがいて、しかもめったに家に帰りません。まあそれに、「永遠に女性的なるもの」への性向は、兵士たちの間に特に強いものです。一言で言うなら、あなたはいくらか慎重に控えめでいなければいけません。また、誰かにしつこくされて困るというような苦情は、それが誰であっても、いつでも自分に言ってきなさい、とも言った。そう、これが私の就任宣言だったのだ!

 
 毛沢東と比較してなんとヒトラーの紳士的なことか。これまでの彼に対する印象が一変した。

 ─続く─  
       


 
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エッセイ(353)トランプ政権の黒幕

2017-02-22 05:34:59 | エッセイ
 昨日は月二回行っている財界(金融関連)の第一線で活躍された先輩との雑談会だった。冒頭、先輩はトランプ政治の行く先はいろいろなリスクがあって、はたして中間選挙まで持つのかという懸念を示された。
 その根拠の一つは、共和党の重鎮マケインが、トランプが自らの主張に不都合な情報を発信するマスメディアをまとめてフェイクニュースメーカーと決めつけ、裏付けを無視した独断を押しつける態度は独裁政治に繋がりかねないと強烈に警告したこと。
 そして<上席戦略官>としてNSC(安全保障の最高意思決定機関)への常時出席の地位を与えたスティーブ・バノンなる超極右の人物が政権を実質的に繰っているらしいという危険性。  
  
 バノンはトランプを選挙で歴史的に勝利に導いた功績者として評価されたのだ。
 行政の各機関との調整なしに7か国からの入国禁止令を命じた大統領令も、彼とその一派の独走と噂されている。極端な白人至上主義に立ち、文明の衝突の必然を確信し、5年10年以内の米中戦争を予告公言する人物だそうだ。
       
 そのバノンがトランプ政権の黒幕として、BSフジテレビのプライムニュースでも取り上げられていた。
 黒幕の本質は<オルタナ右翼>

 当面は国外問題より国内の経済問題に傾注し、公共投資、減税策などで、グローバリズム、多文化主義のエリートに反感を持つトランプの支持層に、バノンのプロパガンダ的対応で凌ごうとするのだろうが、その先どうするかが見えない。
 国外問題に関して言えば、西洋重視の黒幕にとっての緊急最重要課題は中東問題である。
 それを片づけた暁には世界制覇を狙う中国との激突ということになるのだろうが、当面は日本との同盟強化策で凌ぐという図式を描いているのだろう。

 かかる刹那的対応の黒幕の活躍する場が長続きするとも思えないが・・・。
 
 <好奇心コーナー>

 超危険な遊び!
 



 
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還ってきたレロレロ姫(67)三鷹へ(6)

2017-02-21 06:18:04 | 還ってきたレロレロ姫
 ・・・おとなびてる? そんなはずない。わたしは変わらないんだから・・・
 わたしは心の中でおばあさんの見方に反発した。
「愛だって?」
 おじいさんも顔を出した。
「ともかく入りなさい!。5年前とぜんぜん変わらんな!」
 おばあさんと違う見方をした。
 相変わらず、二人の間には火花が飛び交っている。
「それにしても5年もの間どこへ行っていたの?」
 おばあさんは偏屈じいさんから防御するように、頬を近づけてわが物のようにわたしの肩を抱いてリビングに向かった。
 5年経ってもここは変わらない。
 チュン太の籠はないけれど・・・。
「でも、なんか狭くなったみたい・・・」
 わたしはぐるーっと部屋を見回した。
「愛が大きくなったから、相対的に部屋がちっちゃく見えるんだ」
 屁理屈じいさんが自らを誇るように言った。
「そういえば、二人とも縮んだみたい・・・」
 わたしは嫌みたっぷりに言ってやった。
「縮んだですって? いやだ!」
 おばあさんは否定するように手を振った。

 ─続く─

 <好奇心コーナー>
 

 稲田防衛相(女性)頼りないなんてポスターが! 
 PKO日報、扱い見直しへ。
 頑張ってるんだけどね。
 <女性>だからなんてのはまずいんじゃない?
 
 頑張ってる女性もいるんだから。
  
 



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三鷹通信(177)コントロールできない一日(3)

2017-02-20 06:23:15 | 三鷹通信
 高齢少子化による人口減少に伴う日本経済の先行き不安解消は<イノベーション>!
 技術革新だけでなく、社会的イノベーションがある。
 コンビニ
 そして最近はインターネット商取引なんて、消費を活性化する手段も出てきた。 注文すれば翌日には商品が届く。おかげで宅急便などの運送業が大忙し。
 鉄道も単に人や物を運ぶだけでなく、<駅ナカ>なんかで購買意欲を呼び込む。
 田園調布みたいな魅力ある街づくりやF教授ご推薦の、小林一三みたいに宝塚劇場を結びつけるなんて手法もある。
 
 ・・・そういえば、ホリエモンの宇宙事業なんてのもあるな。人間の止めどない進歩、改革意欲で当面はイノベーションによる経済活動は期待できる。トランプ大統領みたいに前向きのリーダーが出てきたってこともあるし・・・。
 しかし、それに伴うマイナス要素も考えなきゃ。地球温暖化とか、人類同士の争いで<核兵器>みたいな<死の技術>の使用で滅亡する危機もあることを!
 そんなことを考えていたら、家内から頼まれていた三鷹の福祉映画の宣伝がうまく行かなかった。
 やっと先生の講義が終わって、「よろしくお願いします!」って言ったんだが、みんな飲み食いの準備で聞いてない。
 三鷹市社会福祉協議会と家内が世話人をやってる三鷹市ボランティア連絡協議会の共催なんだ。
 いい映画だから、みんな見てね!
 というわけで有意義な講義と飲み食いを楽しんだが、その晩、寝てたら足がつっちゃってひどい思いをしたんだ。
 塩分が足りないのかと思って、イスラエル人からもらった<死海の塩>の塊をなめたらなんとか収まった。
 いやはや、自分のからだもコントロールできない一日だった。
 人類ははたして<イケイケどんどん>をコントロールできるのか? などとあらためて思う。
 
 短いボクの人生の生きがいは、この思いを小説にするしかないと覚悟したが?

 <好奇心コーナー>
 
 今年のウイーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサート 
 ヨハンシュトラウスの美しき青きドナウでした。
 
 ご子孫は言っていますが・・・。
  

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三鷹通信(177)コントロールできない一日(2)

2017-02-18 05:14:07 | 三鷹通信
 さて、F名誉教授が今回取り上げたテーマは「人口と日本経済」である。
 そもそも経済学の主テーマは人口問題と食糧問題であった。
  マルサスに言わすと、人間の生殖意欲は尽きないので人口は 等比数列的(1,2、4,8,16)に増加するが、 生活資料は等差数列的(1,2,3,4)にしか増加しない。だからいずれは食い扶持が足りなくなってやばいことになるよ、というわけだ。
 ところがケインズが出てきて、
 政府が介入して、福祉国家を形成すれば解決するという対応策を出してきた。
 しかし、今や、日本を例にとれば、人口減少の時代に向かい
 働かない高齢者が増加して、働き手の若者が財政的に支えきれない時代になるという悲観的な見方がでてきた。      
 しかし、である。吉川洋教授に言わせれば、そんなのはイノベーションによる投資で解決できるとおっしゃっている。
 つまり、イノベーションと言っても、IPS細胞のような高度技術的なもの(LEDとか新幹線とか)もあるが、中低技術的なものもあるという。
 つまり、炊飯器昔は米を炊くというのは大変な仕事で、主として女性が担っていた。
 ところが炊飯器が開発されて、誰でも、どこでも簡単に米が炊けるようになり、女性が解放され労働力に寄与することになった。
 またインスタントラーメンの開発で世界中の何億食に寄与している。
 そのほか自動改札も、鉄道事業にどれほど寄与していることか。これが開発されていなかったら、鉄道事業会社はいずれも赤字になっていただろうと言われている。

 そしてその他にも<社会的イノベーション>があると、先生は言う。
 悲観的な日本経済の先行きにも光明が差してきたかな?
 ちょっと長くなりそうだから、明日にしよう。
 
 ─続く─

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