高樹のぶ子のSIAブログ
意志表示
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/6a/884f67bea4bd1cde4d37c3c28f028e12.jpg)
先日タクシーをつかまえるとき、広い通りに出る手前で、その広い通りを
行き過ぎるタクシーを見つけて、ああ!ここにお客がいますよ!停まって!
という気持ちで、大きく手を振ると運転手がふと顔をこちらに向けて、
ブレーキをかけてくれました。
おかげで行き過ぎてしまうタクシーを停めて乗り込むことが出来ました。
乗り込むと、運転手がこう言ったのです。
「最近は、お客さんが、なかなか手を挙げて意思表示をしないんですよね。
お客さん(私)が手を挙げてくれたから、判ったんですが・・」
「でも、タクシーはお客を探しているし、お客だって、タクシーを掴まえ
たいのだし、どうして手を挙げないのですかね」
「長年、タクシーの運転手をして来ましたが、近年は手を挙げなくなりましたね。
お客さんが立っていると、その目を見て、乗りたいのかどうかを探るんです。
行き過ぎてから、残念そうに、見送っている姿もありますよ。
ちょっと合図してくれたらいいのに」
この会話には、いろんな問題が含まれていると思い、思わずメモしてきた次第です。
このブログ訪問者には、海外の方も多いですね。
外国ではどうなんでしょう・・
タクシードライバーはアイコンタクトで停まってくれるのかしら?
日本には「以心伝心」という言葉がありますが・・
それって、態度や行動で示さなくても、通じる、ということでもありますよね。
タクシーを止めるのに、以心伝心なんてないことは、誰しも知っているので
しょうが、何となく、体質として身についているのかも知れないですね。
この体質は、追求すれば外交姿勢とか、グローバル化の問題にも繋がって
いきそうです。ま、そんな大きなことでなくても、とりあえずタクシーを
止めたいときは、ハッキリ手を挙げましょう。
運転手さんも、そうした方が、助かるらしいんです。
写真のカピバラは、今回の記事と関係があるのか無いのか・・ご想像に任せます。
高樹のぶ子
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いまでも、タクシーを止めるときは、
手を挙げるのではないでしょうか。
ある程度下の世代では、学校で、
「手を挙げるやつはみっともない」
という風潮になったと聞いています。
これは、米国などとは大違い。
大学の教育でも、困ってます。
関係ないかな?
意思表示といえば「花嵐の森ふかく」で情事のあとにさつきが言ったことを思い出しました。
あれこれと指示をするさつきは、男性もそうするべきだといった内容でした。
カピパラ・・・さつき風にいうと「何とか言ってよ!」でしょうかw
ただ、身ぶりが小さいのかも。
最近、小学校で囲碁教室のサポートをしていますが、子どもたちのエネルギーには圧倒されます。
質問に対して、よく分かっていないのにがんがん手を挙げるなんて、我々の時代には考えられませんでした。
もっとも分かっていても手を挙げない子は今でもいますが。
カピバラの表情は、一見無愛想で意思は読み取れませんが、よくよく見るとかわいい。
ウチの庭に幼鳥で落ちてきた雀は飼いだしてから丸11年になりますが、アイコンタクトすると、以心伝心、「チ、」とかわいい声で反応します。
気にくわない時は「ジャージャー」、気を引くときは「ピヨピヨ」と使い分けて意思表示します。
外の雀と目を合わせると、硬直して無言になります。
もう、自分は人間だと思っているようです。
こちらの国営テレビで放映されていたものです。
よかったらどうぞ~。
(テーマの歌の歌手の放映権の関係で劇場では上映できない
とか)
丁度高樹先生、バリにいらっしゃるというので、この映画が
思い浮かびました。
タクシーは、こちらでは、日本のように「流し」のタクシーはあまりいなかったので、最初は一寸タイヘンでした。
NY郊外も「流し」と呼ばれる類のものはありませんね~。
(ご存知の方も多いと思いますが、マンハッタンではイエローキャブが走っていますが~。しかし、やはり「荒っぽい」ドライバーが多いですね~)
ところで、KY,などというのは~、、。
(以心伝心、の現代版かな?)
そんなの待ってたら(黙ってても誰かが自分の願いを察してくれるように)、「ハクチ」と呼ばれるかも?!
(いい大人が、ハッキリ意思表示しないなどということは
こちらの人には全く考えられないでしょう~)
たしかに、そういう小さなことが、積もり積もって、国際的な問題の話し合いにも障害が出てくるのかもしれませんね~。
こちらの学校では、そういうことで日本人の子供(ハッキリ意思表示が出来ない)は時々「知恵遅れ」とか発達障害、と誤解されることもあるようですが、、、。
話しは変わりますが、いちいさん、ヨガやピラティスのポーズの絵文字まであるのですね~。
(とってもキュートでした~!)
ピラティスは、3年くらい前まで日本でも流行っていたようですが、今の日本のエクササイズの流行は何なのでしょうね?
「博多っ子純情」(歌)のYOUTUBEを見ていたら、屋台や長浜ラーメンが出てきてお腹が空いちゃいました~!
思わず「食いたか~!」と云ってしまいましたよ~笑。
「ニーム」は、インドの気だるい空気の中に、いまどきの日本人の女の子の、「自分探し」の魂の彷徨のようなものを感じました~。
バリからのニューストーリー、楽しみに待ちつつ~、、。
Nina Paley.She directed the animated feature film Sita Sings the Blues .
She was the artist and often the writer of comic strips Nina's Adventures and Fluff, but most of her recent work has been in animation.
バリは、ヒンドゥーに根ざした世界として知られるが、’90年代以降からイスラムの移民流入が目立つよう・・
BONNIEさん Thanks.
(シンガーソングライターさんから拝借したのではなくて、絵の先生の名前をとっさにいただいちゃったのです)
カピバラって面白いですね。
こちらには、これに似た「奇妙な」(古代からサバイブしているような~)ビーバーのような、ずんぐりした動物がいますけど~。
(一応、リスなどと同種なんでしょうか~?)
そういわれてみれば、アイコンタクト、って猫も杓子も超多忙な現代の「にんげん」よりも、動物の方が、し易いかも~?
(目と目で通じ合う?)
動物は言葉がない分、余計、かもしれません~。
犬と14年一緒にいて、ほんと、痛感します~。
マロさんのスズメちゃんの「11才」にはびっくりしました~。
(あのような小鳥は2,3年が寿命かと思っていました)
夫に調べさせたら、結構あのような小鳥でも(ハウス・スパロウ?)長生きするものですね~。
中には、15年、などという記録のものもいたようですが~。
しかし、野生の鳥というのは(草花でも)、生き延びさせることが至難の業、ですが(子供の頃、猟師だった祖父の獲物?ヒヨドリなどをたまに面倒見ていましたが、どれもあっけなく死んでいく、、、)マロさんのスズメちゃん、すごいですね~。
(狼少女の逆で?!スズメちゃんは自分を人間と思いこんでる?)
草花を育てるのが上手な人は「グリーン・サム」ですけど、マロさんのような人のことはなんと呼ぶのでしょうかね~?!
鳥や花の話をしているとキリがないですが、ヒンドゥー教というのは、輪廻転生とかいう観念はあるのでしょうか?
ミャンマーのお寺の周辺で、スズメを「放す」為に売っていたことを思い出しますが(で、又その、放されたスズメが戻ってきて、籠に入れられ、又売られ、放され、戻って来、→振り出しに戻る?!)バリ島でもそのような光景はあるの
でしょうか?
いちいさん、スゴイ!こんなに手の込んだ花束の絵文字まであるなんて~。
日本の携帯電話のテクノロジーにはほんとにびっくりです。
インドのヒンドウとバリヒンドウでは、かなり違いがあるようです。輪廻転生の考えは基本的に同じだと思われますが。
最近けっこう人気がありますね。
我が家では来月あたりから「ヨウム」という鳥を飼うことになりそうです。
人間で言えば4歳程度の知能のある鳥なのだとかで・・・
言葉も覚えるし、
人もよく観察されるようです。
私は・・・家でペットを飼うのが苦手なのですが・・・
夫の長年の夢(趣味)なようでして、、
自分(私)の気持ちを殺して家で育てることになりました。
外で鳥を飼い慣らす?のは今までもやってきました。
小鳥の家も庭にありますからね。。
私は・・・
ペット(動物)よりも人間の方が好きです。
意思表示は、
これはした方が間違いなく良いでしょう~
言葉で、態度で伝えないとなかなか心は通じませんもの。
しつこいくらいに意思表示したら、、
きっと嫌でも誰かに気持ちは伝わるのではないでしょうかね~
ストーカーになってしまっては困りますが。。(苦笑)
最近の若者
意思表示がうまく出来る人も沢山いますが、
なかなか思うようにならない人もいるみたいですね。
若い人たちにもっと元気になってもらいたいと思うのですが、、
今の政治ではね。。(大汗)
(夫の影響でバードウォッチング大好き少女になっちゃった
もので、、、)
ヨウム、なかなか雄雄しい容姿、ですね~。
寿命も結構長いようで、35年生きた記録もあるそうで~。
(以上、ウィキペディアの広い読みです~)
バリにはどんな鳥がいるのでしょうか~?
インコや鸚鵡のような、大き目のトロピカルな鳥もいるのですか?
ところで、日本にもニュース行ってると思いますけど、メキシコ湾の石油流出で、ペリカンが犠牲になっています、、、。
これはもう~、「人災」ですから、こういうときは、野生動物たちがほんとに気の毒です、、、。
神様から地球をあずかる者としてはほんとに申し訳なく思います、、、。
暗くなっちゃってごめんなさい~。
高樹先生、お友達のスズメさん、なんだか「昔話」みたいですね。
(子供を生んで見せに来るなんて可愛すぎですよ~)
それにしても、何故、今、高名な作家さんが福岡にふたりもおられるのでしょうか~、、、。
(わたしが福岡にいた時は、誰もそのような方はおられなかったような~、、)
どうも、日本語の小説をPCで「横書き」で読む、というのにまだ全く慣れなくて、SIA掲載のショートストーリーをゆっくりゆっくり読ませていただいていますが、「トモスイ」も「ニーム」と同じく腹が立ちました?!
どーしてこんなにイマジネーション豊かに、さらっと何気なく書けてしまうの~?!、それは天才だからだよ~、と、妬いてしまうわけです~、不遜なことに~。
それこそ、神様ごめんなさい、ですが~。
(妬み、傲慢、の罪ですね~)