高樹のぶ子のSIAブログ
SIA最終回、バリ島に出かけてきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/69/cda5e5735fe959e76bd80734e0756396.jpg)
SIA10回目の訪問国、インドネシアのバリ島に、出かけてきます。
ついに10カ国目になりました。
この5年間に、いろいろありましたし、最初は慣れないもので、途方にくれたり、
各方面にご迷惑をかけたりしましたが、何とか軌道に乗っただけでなく、
このプロジェクトを通じて、短編の最高の賞である川端康成賞も頂いて、
とても幸せな5年間でした・・などと言うと、すでに終わってしまったような
感じですが、このバリ島も、実は大変です。山奥に入る予定です。
オカ・ルスミニさんという、バリ島在住の若い女流作家を訪ねます。
今回取り上げ、新潮に掲載する予定の彼女の作品は、まだタイトルが
決まっていないのですが、「女性の美」「神秘」「性」「転生」など、
さまざまなテーマを取り出すことの出来る不思議な短編です。
バリ島訪問後、すぐに彼女に会って、対談することにしています。
バリ島はリゾートの印象が強いところですが、奥地(山深い)では、
様々な神秘の精神が生きています。イスラムが主流のインドネシアの中で、
バリ島は異色のヒンドウ教ですが、それもインドのそれとはかなり違い、
神々の名前も違っています。
途中で、現地から報告が出来るかどうか判りませんが、もし可能になれば、
写真とともに、現場報告をしたいと思っています。
この写真は、上海万博のインドネシア館で撮ったものです。
背後には、ずらりと竹が並べてあり、涼やかな印象を作り出していました。
それでは行ってきます。
高樹のぶ子
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いってらっしゃいませ。
ラスト、お元気で、良き取材を!
現地の、環境・気温はどんなでしょうか?
バリバリ~
成果としての帰国後の短編も今から楽しみにしています。
ぜひぜひ参加できたらと思っています
楽しみです☆