年末なので、今年の野宿について簡単に触れておこうかと思う。
まあ自分の旅では相変わらず方々で有料の宿にはできるだけ頼らずに野宿しているわけだが、今年から少々趣向を変えることにした。これまではテント泊も野宿のうちに数えていたのだが、そんな薄くても一応はナイロン生地に頼っている状態では「野宿」とは呼べないのではないか? と今年、ミニコミ誌『野宿野郎』を何度も読み返したり、この長であるかとうちあき編集長の生き様に影響を受けて、僕も今年からはテント泊とそれに頼らずに寝袋のみで寝る本来? の野宿を切り離して考え、取り組むことにした。
で、その結果としてはひとりでの野宿は計23泊となり(もちろんこのほかにテント泊も個別に計上している)、まあまあの結果かな、と思う。そのなかで特に印象的な単独野宿場所が以下の3か所。

2007年3月4日、沖縄県・沖縄県庁。3月3~5日に沖縄本島に拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)の書店営業に行ったときに、前々から寝やすそうだなあ、と目を付けていた県庁前の空き地で野宿してみた。まあこれは、ここから徒歩約7分のところにある那覇バスターミナルから始発のバスに乗って名護方面に行きたかったから、その近くに泊まりたい、移動が面倒、という理由からもバスターミナルに近いここで野宿したのだが。

2007年8月14日、岩手県・JR茂市駅前。この日に岩手県内でも特に有名な観光地である龍泉洞に行くために、そして8月にも触れたJR岩泉線に乗るために駅の近くの空き地で野宿してみた。
しかもこの前夜はちょうどペルセウス座流星群のピークで、都市部よりも照明の少ない山間部のここからだと夜半から流れ星が見えまくりで、空き地にごろんと仰向けになりながら、人通りも多くはないために周りに気兼ねすることもなく2時間ほど流れ星観賞を楽しんだ。

2007年12月25日、東京都・青山霊園。六本木ヒルズや東京ミッドタウンにも近いこのなかの公園でも野宿。写真右奥の建物が六本木ヒルズの森タワー。
実はここ、6月に『野宿野郎』のある催しで複数人で鍋を囲みながら野宿していて、そのときにいろいろ条件の良い場所だなあ、と気に入り、ひとりで再訪してみたかったので再訪してみた。しかも日付を見ればわかるように、12月24~25日という、世間一般では1年で最も甘美な雰囲気が漂う日にあえてぶつけてみた。実はここに来る前に東京ミッドタウンのライトアップに群がる? カップル観賞も日付をまたぎながら一応楽しんでおいた。僕には、欧米から勝手に流れてきた思いっきり西洋かぶれのこんな催し? は一切通じないのである。この夜に食べたのもケーキではなく、いつも好んで食べる魚肉ソーセージだったし。ビールとこれさえあれば日にちも場所も問わず、ひとりで楽しく生きて行けるのだ。
まあこれは恋愛に疎いゆえの世間へのやっかみではなく、25日の朝に所用で東京都内に出ておきたかった、前乗りしたかった、というちょっとした理由もあってこの日に野宿したのだが。でもこう書くと負け惜しみに見られるのかなあ。
また、冒頭ではひとりでの野宿数を挙げたが、それとは別に今年は複数人で野宿する機会が多く、まあ主に地平線会議の集まりと『野宿野郎』の行事でなのだが、それらを合算すると計24泊となった。
そんなに他人と一緒に野宿する機会があるとは今年の年頭はまったく想像できなかったのだが、実際、かとう編集長をはじめ僕と似たような感覚を持っている人は少数ながらもたしかにいるもんなんだなあ、と戸惑いもありつつも新しい発見や野宿仲間との出会いが今年は特に相次いだ。しかもそのなかには女性も結構含まれているのだから、冷静に考えるとちょっと驚くべきことでもある。このように野宿でも人脈は築けるんですなあ。
来年も今年同様に野宿はふつうに続けるが、普段の生活というか労働面で少々忙しくなりそうなので野宿の機会は減るかもしれない。が、2006年秋に『野宿野郎』編集部から「初代のじゅキング」を拝命している僕としては、もちろん来年以降も野宿面では他人に負けないくらい暗躍? するぞ、という意志は当然持ち続けているので、365日いつでも野宿ができるように準備しておく所存である。あ、来年は閏年だから366日か。4年に1回の2月29日に野宿するというのも面白いかもしれない。
まあ自分の旅では相変わらず方々で有料の宿にはできるだけ頼らずに野宿しているわけだが、今年から少々趣向を変えることにした。これまではテント泊も野宿のうちに数えていたのだが、そんな薄くても一応はナイロン生地に頼っている状態では「野宿」とは呼べないのではないか? と今年、ミニコミ誌『野宿野郎』を何度も読み返したり、この長であるかとうちあき編集長の生き様に影響を受けて、僕も今年からはテント泊とそれに頼らずに寝袋のみで寝る本来? の野宿を切り離して考え、取り組むことにした。
で、その結果としてはひとりでの野宿は計23泊となり(もちろんこのほかにテント泊も個別に計上している)、まあまあの結果かな、と思う。そのなかで特に印象的な単独野宿場所が以下の3か所。

2007年3月4日、沖縄県・沖縄県庁。3月3~5日に沖縄本島に拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)の書店営業に行ったときに、前々から寝やすそうだなあ、と目を付けていた県庁前の空き地で野宿してみた。まあこれは、ここから徒歩約7分のところにある那覇バスターミナルから始発のバスに乗って名護方面に行きたかったから、その近くに泊まりたい、移動が面倒、という理由からもバスターミナルに近いここで野宿したのだが。

2007年8月14日、岩手県・JR茂市駅前。この日に岩手県内でも特に有名な観光地である龍泉洞に行くために、そして8月にも触れたJR岩泉線に乗るために駅の近くの空き地で野宿してみた。
しかもこの前夜はちょうどペルセウス座流星群のピークで、都市部よりも照明の少ない山間部のここからだと夜半から流れ星が見えまくりで、空き地にごろんと仰向けになりながら、人通りも多くはないために周りに気兼ねすることもなく2時間ほど流れ星観賞を楽しんだ。

2007年12月25日、東京都・青山霊園。六本木ヒルズや東京ミッドタウンにも近いこのなかの公園でも野宿。写真右奥の建物が六本木ヒルズの森タワー。
実はここ、6月に『野宿野郎』のある催しで複数人で鍋を囲みながら野宿していて、そのときにいろいろ条件の良い場所だなあ、と気に入り、ひとりで再訪してみたかったので再訪してみた。しかも日付を見ればわかるように、12月24~25日という、世間一般では1年で最も甘美な雰囲気が漂う日にあえてぶつけてみた。実はここに来る前に東京ミッドタウンのライトアップに群がる? カップル観賞も日付をまたぎながら一応楽しんでおいた。僕には、欧米から勝手に流れてきた思いっきり西洋かぶれのこんな催し? は一切通じないのである。この夜に食べたのもケーキではなく、いつも好んで食べる魚肉ソーセージだったし。ビールとこれさえあれば日にちも場所も問わず、ひとりで楽しく生きて行けるのだ。
まあこれは恋愛に疎いゆえの世間へのやっかみではなく、25日の朝に所用で東京都内に出ておきたかった、前乗りしたかった、というちょっとした理由もあってこの日に野宿したのだが。でもこう書くと負け惜しみに見られるのかなあ。
また、冒頭ではひとりでの野宿数を挙げたが、それとは別に今年は複数人で野宿する機会が多く、まあ主に地平線会議の集まりと『野宿野郎』の行事でなのだが、それらを合算すると計24泊となった。
そんなに他人と一緒に野宿する機会があるとは今年の年頭はまったく想像できなかったのだが、実際、かとう編集長をはじめ僕と似たような感覚を持っている人は少数ながらもたしかにいるもんなんだなあ、と戸惑いもありつつも新しい発見や野宿仲間との出会いが今年は特に相次いだ。しかもそのなかには女性も結構含まれているのだから、冷静に考えるとちょっと驚くべきことでもある。このように野宿でも人脈は築けるんですなあ。
来年も今年同様に野宿はふつうに続けるが、普段の生活というか労働面で少々忙しくなりそうなので野宿の機会は減るかもしれない。が、2006年秋に『野宿野郎』編集部から「初代のじゅキング」を拝命している僕としては、もちろん来年以降も野宿面では他人に負けないくらい暗躍? するぞ、という意志は当然持ち続けているので、365日いつでも野宿ができるように準備しておく所存である。あ、来年は閏年だから366日か。4年に1回の2月29日に野宿するというのも面白いかもしれない。