インド料理は、色んなスパイスを使います。その組み合わせも大事らしい。興味あるのは、インド人にボケの人が少ないということです。そこで、スパイスについて調べてみました。ハーブも含めて。
オレガノ
香りの強い香辛料なので、肉の臭みとりなどに使用される。ロースト料理(あぶり焼きや蒸し焼きにした料理)には欠かせない香辛料。
ピザ、スパゲティ、ビーフシチューには欠かせない。オムレツ、ドレッシングの材料としても適している。また、トマトとの相性がいいので、トマト料理によい。
効能ーーー風邪、気管支炎、頭痛、生理痛、口内炎、消化不良、腹痛、疲労倦怠など、強い薬効がある。精神的な部分に対しても効果がある。オレガノのオイルを入浴剤の変わりに使うと、とてもリラックスできる。にきびなどにも効果があるといわれている。
妊婦さんには刺激が強いので、妊娠中の方はあまり使用しないようにする必要がある。
バジル、マジョラムとは相性が悪い。
ターメリック
ウコンの英名ターメリック。カレーに使われるスパイスとして有名。ターメリックを使う時には、フライパンで煎ってから使う。色付けがメインの香辛料でガラムマサラとの相性がよい。カレースープやカレーピラフなど。
効能ーーー抗酸化作用があり、胆汁の分泌を促し、肝機能の障害を予防する効果もあり。老化を防止する効果、胃がんなどにも効果があるとされる。
ガラムマサラ(ガラムー「暑い(熱い)」マサラー「混ぜた物」)
ガラムマサラはインド料理においては欠かせない混合香辛料の一つ。「シナモン」「クローブ」「ナツメグ」と言った基本の3種類プラス様々な香辛料から作られている。香り付けと辛み付けに。香りが飛びやすいので、完成間近に少量加える。
カレー、グリル料理に。その他、卵・米・豆を使った料理に。
効能ーーー「シナモン」「クローブ」「ナツメグ」のそれぞれの効能がある。
シナモン
ミイラの防腐剤として使われていたようで、世界最古の香辛料とされる。でも、シナモンと言えば、紅茶、洋菓子が思いつく。フレンチトーストにもいいね。
効能ーーー鎮静作用・強壮効果・食欲の増進・殺菌作用・防虫効果・解熱作用・風邪症状の緩和・消化器官機能の活性化等たくさんある。発汗作用もあるらしい。
ナツメグ
ハンバーグやミートソースがすぐ思い浮かびます。肉料理等の下ごしらえの段階で使用して、火を通すことで、独特の甘い香りがより一層引き立ちます。
効能ーーー体を暖める効果・整腸作用・腸内ガスの抑制、下痢防止。
クローブ
つぼみは、バニラのような甘さを秘め、スパイシーで独特の香りをもつ。スパイスの中でも最も強く刺激的といわれ、香り付けや匂い消し、ティーやポプリ、香水、お香などにも利用されている。
ハーブティーとして飲む場合、オレンジピール(オレンジの果皮)と相性がいいらしい。
効能ーーー鎮痛効果・抗菌効果・歯痛や歯肉炎の鎮静。歯科でも歯痛や居所麻酔などに利用され、「歯医者さんのハーブ」とも呼ばれます。
さらに、成分のオイゲノールは抗酸化作用に優れ、老化を防止し動脈硬化を防ぐ。また、消化促進・胃腸を整え・吐き気を抑え・身体を温める効能があるといわれる。
オールスパイス
オールスパイスは、色んなスパイスを混ぜているのかと思っていたら、単独のスパイスでした。
シナモン、クローブ、ナツメグの三種類の香辛料が混ざり合ったような香りがする。ソーセージやカレーやシチューの隠し味として、ドーナッツやクッキーといった焼き菓子の香り付けにもよい。
効能ーーーリラックス効果・リフレッシュ効果・吐き気や悪寒・消化不良・防腐・抗菌。
レモングラス
スパイシー料理の香り付けや匂い消し、ドライ(乾燥させて)で、脱臭・防虫に使用、ハーブティー。辛い料理に相性がいい。
効能ーーー抗菌、消毒作用、美肌作用、筋肉痛や肩こりの解消、自律神経症状の緩和、貧血の防止。ストレスを緩和して頭をスッキリ。集中力を高める。
頭がさえるから寝る前は避ける。妊娠初期も避ける。
ペパーミント
ミントティーを作るハーブとして知られていますね。その他、香り付けや匂い消し、にいい。フレッシュよりもドライが効果があるみたい。
効能ーーー食欲増進、消化能力向上、脳に良い刺激を与え、精神的なストレスや吐き気などにも効果あり。さらに、ペパーミントの香りは、すっきりさわやかになるから、気持ちいいですね。
ハーブティーとして飲む場合、レモングラスは朝、夜はペパーミントがいいみたいです。
最近、ハーブを育てて、ハーブティーをいただいたりしてます。これからも色々と知識をつけて、有効活用していきたいと思ってます。
注意すべきは、妊娠中の方や乳幼児には、刺激が強く、適さないらしい。