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青空ーすべてはバランス

My News 22=富士山噴火の覚悟?part4被害の想定

作業部会がまとめた公表したシミュレーションはどうなっているのか?1707年12月の「宝永噴火」と同規模の大噴火が発生、15日間続いたことを想定したうえで、富士山周辺から関東にかけての各地で火山灰がどのように積もっていくか、時間ごとに計算しています。 

富士山周辺で1メートル以上、首都圏でも数センチから10センチ余りの火山灰が積もり、交通機関やライフラインなどに影響が出るおそれがある。
静岡県御殿場市付近では1時間に1センチから2センチ程度の灰が降り続き、最終的に1メートル20センチ程度にも達する。
80キロ余り離れた横浜市付近でも1時間に1ミリから2ミリ程度の灰が断続的に降り、最終的には10センチ程度積もる見込みです。
90キロ以上離れた新宿区付近では、噴火直後は灰は降らないものの、13日目以降に1時間に最大1ミリほど降り、最終的に1.3センチほど積もるとしています。

鉄道(地上)
微量の降灰でも運行を停止する。火山灰が0.5ミリ積もるだけでレールの通電が不良になったり踏切が機能しなくなったりすると想定されている。

地下鉄
直接は火山灰が積もらない地下鉄も地上路線との接続が多く、停電が起きると影響は避けられない。

道路
まず、視界が悪くなってスピードが出せず大規模な交通渋滞が発生するとみられる。降灰1ミリで30kmほどのノロノロ運転。5センチ積もると10kmほどの速度しか出せず、大渋滞する。晴天時10センチで通行不可能となり、降雨時は3センチで通行不可能となる。作業部会の試算では、千台のホイールローダーを動員して主要道路の火山灰を取り除き、緊急車両の通行や物資輸送ができるようになるのは噴火から4日目の朝としている。

空港
エンジンが火山灰を吸い込むと止まるおそれがあり、火山周辺や噴煙が到達する空域で飛行ができなくなります。空港の滑走路でも0.2ミリから0.4ミリの灰が積もると目印などが見えづらくなり、灰を取り除くまで使えなくなる可能性があるとしています。 エンジンに火山灰が入ると墜落の恐れがあることから、噴火初日で主要空港は閉鎖されると予測される。

流通・食品・日用品
数時間で都市封鎖の状態になる。流通がまひするので、食料などの備蓄がないと生きていけない。
畑などにも降り積もり農作物が被害を受け出荷不可能となる。
首都圏へ応援物資を運び込もうとしても交通機関がマヒしていて動けない。

電気
交通以外のインフラも、3ミリの降灰で送電線のショートが発生し、各地で停電が起きる可能性が高い。
平成28年10月に発生した熊本県の阿蘇山の噴火では、広範囲で火山灰が積もり、熊本県と大分県のおよそ2万7000戸で停電が発生している。

火山灰が数センチになると火力発電所の発電能力が低下する。東京湾岸に集中する火力発電所が影響を受けると、大規模停電が起きる危険もある。

水道
2ミリ以上の火山灰が積もると、一部の浄水場は稼働できなくなり、水の供給に影響が出る。

建物と雨
7センチから8センチの灰が積もると、体育館のような屋根の大きな建物で損傷したり倒壊したりするおそれがある。4センチから5センチでも雨が降った場合は重みを増し同じ被害が出る。木造家屋が倒壊する危険性が高い。

火山灰
日本上空には偏西風という強い西風が吹いていて、富士山が噴き出した火山灰は東へと流され首都圏に届く確率は高い。江戸時代の宝永噴火では神奈川県や千葉県を中心に火山灰が降ったが、江戸の中心部でも数センチメートルの火山灰が積もっている。
特に西南西の風が続くと神奈川県から東京都心を中心に大量の火山灰が降ると予想される。宝永噴火と同じ15日程度と想定する噴火で最終的に積もる火山灰の量を横浜市で20センチメートル超、東京都新宿区で10センチメートル程度と予想している。道路や建物から取り除いて廃棄しなければならない火山灰の総量は約4億9千万立方メートルで、東日本大震災の災害廃棄物の約10倍に達する。

大変怖くなってきました。首都機能の分散はもう待ったなしでやらないと!東京にいる子供や親戚はどうするの?今はすべての物が埃に弱いコンピューターを使っているから現代の機能がすべて使えなくなる?人口密度の高さがいろんな病気を蔓延させるのかな?病院も停電し医療機器が使えない。何もない何もできない閉鎖された陸の孤島になる可能性が見えてくる。
ーおわりー





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