青空ーすべてはバランス

半導体のイロハ

2024年4月21日(日)一日中曇り空。町内の公民館の前に公衆トイレがあり、掃除の順番が回ってきた。毎日から2日に1回となったようだ。順番が回ってくるのが早かったからね。
早速掃除に行ったら意外ときれいで助かった。和式から洋式になったので、これも助かる。多分多くの方のお役に立っていることでしょう。

半導体のイロハ

熊本県の人口約4万人の町、菊陽町では今、パートやアルバイトの時給が2000円以上のところが珍しくないという。
台湾のTSMCの工場ができたためです。
半導体を作る過程では大量の水が必要となる。阿蘇山からのきれいな水が豊富な熊本は立地条件に最適だった。北陸も半導体関連会社が多くあるが、今回の地震では被害が出ている。

半導体を作るまでには高度な技術力を必要として、多くの工程があり、それぞれの工程には高い技術力を持った専門の企業が関わる。

まず原料となるのは、河原に転がっている珪石だ。この中にシリコンが含まれていて、産地により含有量が違うので、より含有量が多い珪石を求め輸入したりする。

これを金属シリコン、多結晶シリコン、単結晶シリコンへと加工していき、最終的にシリコンウエハ加工を行う。最後の単結晶シリコンのインゴットをスライス(切断)し、研削研磨を行ってシリコンウエハが完成し、半導体製造メーカーへ出荷される。 
そして、半導体製造メーカーでも様々な工程を経て製品が作られていく。

ほこりが大敵なので、すべての工程は「クリーンルーム内」で行われる。
また、半導体工場では多くの電力やガス、水、薬品も使う

世界の半導体品質では半導体素子の微細化が求められている。ニュースでよく聞く2nm(ナノ)という大きさ。
半導体を使った電子回路をより微細化してより大量に組み合わることができれば、製造コストの削減、消費電力低減、動作速度向上、高機能化が可能になるからだそうだ。

そしてそれは簡単なことではなく、あらゆる工程で高度な技術力がいるということだから、安易に技術の流出を許してはいけないのだ。軍事面でも高性能な武器が作られてしまうから。

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