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青空ーすべてはバランス

痛みについて考えてみました!part4 神経障害性疼痛

腰痛や肩こり、頭痛、足の痛み等様々な痛みに対して、テレビやラジオでは痛みを和らげる薬のCMがなんと多く放送されていることか。
様々な慢性的な痛みは苦痛ですが、その中でも重症の慢性的な痛みを「神経障害性疼痛」と呼ぶようです。

症状が治っても神経が痛みを起こす病気のことで、代表的なものが「帯状疱疹後神経痛」だそうです。ストレスや加齢などで免疫機能や体力が低下したときに、体内に潜んでいた子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが活動開始するようです。皮膚がピリピリするなどの症状があるようです。

その他の病気では?
糖尿病性神経障害は糖尿病を長く患って痛みやしびれが出る症状。
脊柱管狭窄症の治療後に足にビリビリと響くような痛みが残る症状。
その他いろいろあるようです。
いろいろな痛みは、
灼熱痛、チクチク感、触覚や低温に過敏になる、うずく。触覚は非常に敏感になり、軽く触れられただけで痛みを感じる、砂利を踏んでいるよう、など。

痛みに敏感になりすぎるのでしょうか?痛みの原因がなくなった後も長い間痛みが続きます動くと痛む場合、誰も痛みがある部位を動かしたくはありません。でもその結果、痛みがある部位を制御する筋肉が衰えてしまいます

脳の機能が低下?

神経障害性疼痛は、原因が中枢機能にあるのではないかと注目され始めているようです。
痛みについて考えてみました!part2脳内麻薬?では、エンドルフィンの働きと効果が分かりました。でも、その働きよりももっと強い精神的なストレスがあると、脳のその機能は低下して、強い痛みを感じるようになります。

精神的な負の強い連鎖(不安、恐怖、怒り等)が、痛みを和らげようとする脳の機能を阻害するため、「中枢機能障害性疼痛」と言われるものが、この神経障害性疼痛の本体であると言われるようになっているそうです。

私は昔、総務課の仕事をしていた時、健康雑誌を参考にして社内の健康増進に役立つ情報を社員に伝えようと、定期的な冊子を発行していました。その表紙のイラストは、「大笑いをしている人」にしていました。笑いが健康に良い効果があると、その頃から言われていましたから。
でも今回、その理由が明確に理解できました。

ある先生の話では「脳の機能をMRIで診てみると、回避的な思考から体を動かすようになると脳の機能はよい方に変わる・・・」ということです。

病院や公共機関、スーパーや色んな所で、長い間激しく現場の社員に怒鳴っている私と同年代らしい人を多く見受けます。近づいてもう止めとけよ!と言いたくなります。でも言えない自分が恥ずかしく思ったりします。
あの怒りはどこから出ているのだろうか?何に苛立っているのだろうか?といつも考えていました。

動かなかった体を、辛い思いを、目標を見つけて少しづつ前向きに体を動かしていき、仲間といつも笑顔で大笑いしながら見事に筋肉をつけ健康体を手に入れた姉のことがまた目に浮かびます。
まさに、今回の痛みについての私の記事の証人になってくれました。

脳の”痛みを和らげる働き”を助けるのは、誰でもない!自分自身です。


お   わ   り
イラストレーター : ASAKURACさん 

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