2021年9月18日(土)雨。
最近は台風がおかしな進路を取るから今まであまり影響を受けてこなかった地域も警戒しないといけない。
今日は七十二候のひとつ「玄鳥去(つばめさる)」。
ツバメたちが、暖かさを求めて南の方へ帰っていく季節とされます。今年は急激に温度が下がりそのままの状態でしたから、すでに渡っているでしょうか?あるいは、出発前に周辺のツバメが集合して大きな群れを作りながら旅立つ準備をしますから、まだどこかに集合している群れもいるのでしょうか。ツバメたちも台風の進路には大きな影響を受けますね。
この時期南方では急に台風が発生するから、南へ帰る鳥たちも大変だ!
太陽や星座の位置、地球の磁気(体内に方位磁針を持っている。)などを頼りに大まかな方角を定めます。この時いつもと同じ風が吹いてくれていると助かるでしょうが、異常気象で気流が違っていたり、突然思いがけない方角から風が吹いたり・・・なんてことも最近は多いはずですから、厳しい旅になっているはずです。
渡り鳥はとんでもなく長い時間飛び続けることができる。
鳥は、半球睡眠といって、半分寝ねながら飛ぶことがあると考えられている。右脳が寝ねているときは左半身が脱力し、左へゆっくり旋回。左脳が寝ねているときは右に旋回。それをくり返して飛ぶことができるそうだ。滑空型の鳥ならうなずける。
ヨーロッパアマツバメという鳥は、約10カ月も地上におりず飛び続けた記録があるらしい。
夏の渡り鳥のみなさん、旅の無事を祈ります。