昨日帰り道で近所の商店街を通る途中、CMの撮影に出くわしました。
最初は何の撮影か分かりませんでした。
しかし、私自身ミーハーであることもあって(笑)、しばらく見ていたらようやく分かりました。
具体名を出せませんが、ある教材の会社です。
撮影現場の真ん中にいたのがCMに出演している方でした。
とはいえ、驚いたのがその規模。
実際にセリフを言っている方は3、4人だけです。
しかし、その後ろにいるエキストラの方が30人くらいはいたのでしょうか。
撮影結果を見れる画面も少し見えたのですが、本当に映るかどうか分からないような方もいました。
しかし、黒澤明さんや勝新太郎さんも言ってましたが、そういう方がいないと真実味が出てこないというのもあるのでしょう。
また監督さんも含めて、スタッフと思しき方々も15人ほどいたのでしょうか。
そして夜だったこともあって、野球場並みの明るさで煌々と照らしていました。
使用していた照明は4つですね。
写真を撮りたい誘惑に駆られましたが(笑)、ガードマンの方が周りの方を制止していたため断念しました。
ちなみに、私は途中から見ていたので何時間掛けていたのか分かりません。
しかし、商店街が閉まるのがいつも20時くらいのようです。
そして23時ごろまでやっていました。
また2、3のセリフのやり取りのワンシーンだけで、私が見ただけでも10回はやっていました。
他のシーンを考えると、撮影現場における人件費だけでも最低2、30万はかかっているのではないでしょうか。
あと編集費用や原材料費、場所代などまで考えると、この人件費の10倍はかかっているような気がします。
以前CMは撮影するだけで1000万かかると聞いたことがありましたが、まんざら嘘ではないということがよく分かりました。
NHKで商品を撮影されるのに立ち合わせて頂いた時も感じましたが、本当に大変ですね。
特にしっかりとしたものをつくるのであれば、なおのことです。
以前この会社のサイトを見たこともありますが、TVCMを実際に使用していました。
それだけに映像は使い倒せると踏んでいたのかもしれませんね。