本日「父親たちの星条旗」を見に行きました。
もちろん代金の安いレイトショーです(笑)
これはすごくメッセージ性に溢れた映画でした。
そのメッセージが明確であったがゆえに若干殺伐とした気持ちにもなりましたが、いい映画だと思います。
内容的には、戦場と国内の政治状況の現実を非常に明確に描き出しています。
今までも戦場の現実を描いた映画はありましたが、同時期の国内の現実も含めて描いたものは少ないのではないでしょうか。
一番象徴的だったのは、あるビジネスマンの対応ですね。
英雄に祭り上げられて戦時国債募集のために全国を奔走させられた兵士たちに「戦後はセールスマンとしてうちで働け」と声を掛けたビジネスマンがいました。
これはこれでアメリカ的で関心がありましたけどね。
それがいざ戦後になったら、職に困った元英雄が声を掛けてきても無視し通していました。
最後に、日本語でのタイトルは「父親たちの星条旗」となっています。
一方原題は、"Flags of our Fathers"です。
この"Flags"が複数形になっているところに意味があるんだなと感じました。
あと"our Fathers"の部分も非常に感じるところがありました。
ずっと戦争での経験について黙してきた父親たちがようやく語ろうとしたところとかですね。
見終わった後にこの原題を見ていると、すごく味が出てきます。
まさにスルメのようなものです(笑)
まだ見ていない方もいらっしゃると思いますので、この辺にしておきます。
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