本日株式会社レイスというスカウト会社主催の講演会に参加してきました。
講演者は、元阪神監督の星野仙一氏です。
これは本当に勉強になりました。
内容は
①夢のような目標設定
②一線級の人材のスカウト
③巧みな人材登用術
でした。
まず、①については、いきなり優勝を目標として掲げたことです。
最下位－5位－最下位（4年）と来たチームに優勝を意識させることで、2年目に優勝したということですね。
次に②金本選手をスカウトした際の状況判断と獲得までの経緯でした。
丈夫で実績もあるのに練習熱心で中核選手となる人材だから必ず必要という点からの話です。
最後に③今岡選手のやる気を引き出したことと、将来を見据えたチーム編成と若手の育成についてです。
あと選手とのコミュニケーションですね。
そのほか様々な裏話も出ましたが、差し障りがあると思うのでここでは伏せておきます（笑）
意外だったのは、星野さんが温和だったことです。
試合中の厳しい印象が星野さんの全印象になっていましたが、しょっちゅうジョークをおっしゃてました。
星野さんいわく、仕事中、特に試合中は厳しくなるのは当然だが、みなそこしか見ないから始終怒鳴っているように誤解していると。
とはいえ、仕事師で男気もある方ですから迫力もあります。
場面によっては暴君になる覚悟も必要ということも仰ってましたからね。
そばを通った時意外に大きいという印象を受けたからかもしれませんが、独特のオーラは感じました。
目標とすべき人物が一人増えましたね。
また、レイスの話も勉強になりました。
あちらとしては、スカウト事業の認知度を上げる必要から話をしていました。
しかし、自分も事業が大きくなっていく際に必要な人材についてはイメージしつつも、そのイメージを組織戦略と絡めていませんでしたからね。
恥かしながら、「理想の組織」なんて考えていませんでした。
またスカウト自体も雲の上にあるような会社の間で行われるものだと思って想像すらしていませんでした。
普通に募集を掛けてもなかなか人は集まらないだろうから、知人の伝をたどっていくしかないかと考えていました。
しかし、必ずしもそうではないのだと言うことも分かりました。
とはいえ、今は無理ですね。
もちっと軌道に乗ったら、こういう会社を利用したいと思います。
