てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ハラアカハキリヤドリ

2013年07月27日 20時03分12秒 | インポート




ルリモンハナバチが出て来たので、そろそろ見える頃だと思っていると・・・
クルマバナで吸蜜しているのを見つけた。

このハラアカハキリヤドリはオオハキリバチに労働寄生する。
オオハキリバチの巣に侵入して花粉や蜜の上に自分の卵を産み付けるという図々しいハチだ。
あまりお洒落している者は要注意かも知れない。

2009年、8月にその現場を撮影したことがあった。


なぜか文字が見えないのでここに貼り付ける。

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朝から降っていた強い雨が思いがけず止みました。
が、今日の蒸し暑さは格別でした。
家から出て裏山に入ると10分もしないうちに汗が噴出しました。

変わった虫も見つからず早々に帰ろうとしたときに木柵で赤いものが動きました。
後で調べるとハラアカハキリヤドリだと知りました。
花に吸蜜に来ているのは見たことがあります。
何をしているか、その時は解らなかったのですが調べてみると意外なことが解りました。
このハラアカハキリヤドリはオオハキリバチの幼虫室に産卵するといいます。

オオハキリバチは木の割れ目などに葉っぱではなく、樹脂で巣を作るといいますから写真と一致します。
ベタベタ、ドロドロしているのは松脂などの樹脂に違いありません。

ハラアカハキリヤドリは巣の入り口を塞いでいる樹脂を掻き出して幼虫室に産卵しているのだと思います。
この後、産み落とされた卵はどうするのか今は未だ解りません。






オオセイボウ

2013年07月27日 19時26分54秒 | インポート








名前の知らない花にセイボウが現れた。
お仲間のHirokouさんのページには次のように書かれている。
お尻の先端にある歯(突起)の数で見分けられるようだ。オオセイボウとクロバネセイボウは4つ、・・・

このセイボウは突起が4つだったのでオオセイボウでいいと思う。

なぜかスズメバチが追いかけて直ぐに居なくなった。
スズメバチは虎視眈々と花に来る虫を狩ろうとしいるようだった。

虫の世界も半端では無い。






チャバネアオカメムシ オス

2013年07月27日 18時26分15秒 | インポート


以下は虫ナビ様より引用。
触れると身を守るために悪臭を放つが、触らなければ悪臭は出さない。
秋には稀に前胸背後縁沿いが暗褐色になる個体も出現する。
晩秋に集合フェロモンを発して集団で越冬する。

メスは腹部の後端の黒い部分がもっと大きいらしい。