一人ディズニー見聞録

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ディズニー・オン・クラシック 来年以降の全国ツアープラン

2022-06-22 07:28:00 | コンサート
あなたは、3つの願い事が叶えられるなら、何を願いますか?

心理学の問題に出てきそう文言だが、自分だったら次の3つのことを来年以降のディズニー・オン・クラシックの全国ツアーに取り入れてほしいと願う。

1つ目は、秋の全国ツアーを日本人と外国人シンガーのWキャストで行うことだ。

春のツアーは10公演前後だが、秋は4ヶ月で50公演以上が全国各地で行われ、さらに移動日なしで3~4日連続の日もある(その代わり次の公演まで1週間空く時もある)。

いくら外国人のプロシンガーとは言え、過密日程の中でコンサートを行うと、疲労によるパフォーマンス低下が懸念される。それで誰かが体調不良になれば、公演中止となりファンは残念がり、運営側は損失を被ることになる。

そこで、出演者の負担軽減をさせるため、日本人と外国人シンガーのWキャストで行う全国ツアーを行うのだ。昨年からの全国ツアーは日本人シンガーで行われ、見事に成功を納めた。そのため、日本人シンガーの公演が行われても、収益は充分にあげられる。

Wキャストで行うと、日本人と外国人のどちらの公演も観れるから楽しさも倍増する。また、英語が苦手な人でも日本人公演で気軽に楽しむこともでき、それが新規客の獲得にも繋がるだろう。

全国ツアーは当然ながら日本で行うため、日本人シンガーが出演すると外国人の時より一体感が生まれやすくなるため、公演数は、日本人の方を6~7割、外国人を3~4割で行う。

そうするとギャランティで不公平が生じるが、外国人のギャラ単価を日本人よりも多くし、どちらも同じだけ貰えるようにする。ギャラの分配は、日本人の時は日本人に、外国人の時は外国人に支払うようにする。

そして、ツアー終了後のジルベスターコンサートでは、紅白歌合戦のように日本人と外国人が共演。日本人だけのパート、外国人だけのパートと分けて、最後は出演者全員で同じ曲を合唱し、コンサートを締めくくる。

日本人シンガーには、昨年からの全国ツアーでシンガーを務めた二期会の方々だ。以前経験したことに加えて、このオンクラを通じて二期会シンガーの育成や発展をさせていきたいと思っている。彼らの歌唱力と演技力は、日本一と称しても良いほど素晴らしく、それを感じてもらうには、多くの人が慣れ親しんだディズニーソングを唄ってもらうことが良いと思った。

2つ目の願いは、チケットの電子化だ。

これは、昨今提唱されているSDGsの一環だ。チケットをペーパーレスにすることで、経費削減と資源の抑制を行い、チケットをQRコード等の電子化にすることでスムーズな入退場、そして顧客データの一括管理を行うのだ。データ管理が行えれば、公演直前のチケット販売等の情報を送りやすくなるため、とても便利だ。

そして3つ目の願いは、バックステージツアー付きチケットの販売だ。

まだコロナ禍であることから実現は難しいが、終息したら是非行ってほしい。オンクラは開催以来、ほぼ毎年10万人以上の観客動員数となっていることから、多くのファンがいると考えられる。しかし過去の公演を見ると、出演者とファンが交流する場があまりないことに気がついた。

多くのファンがいることから、公演終了後に舞台の裏側を出演者とファンが一緒に見学できるツアーを行うのはどうだろうか。

夜公演後は時間の関係上難しいが、昼公演終了後、選ばれたファンはシンガーや舞台スタッフと一緒に舞台や舞台袖等を見学。シンガーの方々には大変かもしれないが、ファンの目の前で歌や演奏を少しで良いので行ってもらう。そして、最後は一緒に写真撮影を行いツアーは終了だ。

このツアーは、日本人と外国人キャストの両方で実施。毎ツアーでは大変なので、東京公演では3回、地方公演では3~4回ぐらい行い、定員は約15名とする。ツアー参加者は、最高額席チケット購入者の中から抽選で選ばれた人が行けるようにする。抽選方法は、対象公演の1回の購入に対して、抽選を1回までしか行えないようにする。また買い占め防止のため、1回の購入は2枚までとする。夢とまほうの旅に行けるチャンスは、平等にしておきたい。

ここまで来年以降の全国ツアープランを書いてきたが、コンサートビジネスを知らないド素人が、予算と業界の常識を無視して述べているから、実現するのは難しいと思っている。仮に通すためには、もっと詳細なデータを用いて、今回の全国ツアーが成功するという根拠を、主催者にプレゼンする必要がある。

しかし、オンクラの原点であるディズニーアニメーションや音楽を作ったウォルト・ディズニーは、「ディズニーランドは永遠に完成しない。世の中に想像力がある限り、進化し続けるだろう」という名言を残している。それなら、ディズニー・オン・クラシックも永遠に完成されず、常に新しいことを行うコンサートになってほしい。

初開催から20年を迎えたディズニー・オン・クラシック。今こそ、過去の常識に囚われず、新しく変化するときが来ている。


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