若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

見え方

2007-07-04 22:31:49 | 就学関連
今年の夏は暑くなりそう、ということでセールでミニの帽子を買いました
どれがいいかな~と私が悩んでいるあいだ、ミニはプレイエリアでいろんなお友達と交流できてご満悦。
いっときも目を離せなかった頃を思うと、嘘みたいだね~
買い物のあとは新しい帽子をかぶって、サーティワンのアイスをぱくぱく
ママに横取りされまいと焦って食べるミニです

「光とともに」の中に「一日でいいからあの子になって、あの子の見ているものを見てみたい」というニュアンスのセリフがあったのですが
今の私はちょっとそんな気分。
ミニの見え方、っていうのが今ひとつ理解できない。

たとえば、ミニは選択が苦手。
ビデオを見たいのに「どのビデオみる?」「なんか見たい(目的のものはあるのにその単語が出ない」と大人に言ってくることがある。
スーパーのお菓子売り場で「好きなもの買っていいよ」と言われても、なかなか選べないこともある。
偏食児童のミニはお菓子に関してもかなりはっきりとした好みがあるので、横から見てると、そんな迷うことないじゃん、と思うんだけど。
特にお菓子売り場に関しては、インプットの情報が多すぎて混乱しているんだろうなぁ
そこまではわかるんだけど、じゃあ、実際どんなふうに見えているんだろう?と考えると答えが出せない。

ミニは濁音や促音はまだ苦手だけど、基本の五十音は読むことができる。
でもひらがなボードを渡して、「自分の名前をおしてみて」と言っても
最初の一音を押したあとは、目がうろうろ。
結局テンションして「ママがするの~」と
園でメイシーちゃんの絵本を自分で読むようになったと聞いたので
「よんで~」と持ってきたこぐまちゃんの絵本を
「自分で読んでみる?」と聞くと、はりきってやるものの
どこを読んでいいのかわからなくなって、またしても「ママがよむの~~

就学に向けて、私が焦っているんだよね、きっと。

担任の先生に相談してみたところ
今の時点では、ひとに絵本を読んでもらって、文字を追うのが楽しい、という段階ではないか、と。
教室ではひとりで読むというよりは、先生とかわりばんこに読んで
ゲーム感覚で楽しんでいるらしい。
その方法でもいいし、まずはこども辞典みたいな本で
単語の音読から始めてみたら?とアドバイスを頂きました

まずは低いハードルから。
焦らず、焦らず、ミニの様子を見ながら、スモールステップで

ミニのお気に入りの絵本「こんとあき」
ここ数日「よんで」と何度も持ってくる。
読んでいる途中、咳が出そうになって、つい黙ってしまったら
「こーん!」とミニがかわりに次の行を読んでくれました
「ありがとう」とベタほめしたせいか、
その後、同じ場面がくるとはりきって「こーん!」と叫んでいるミニです。

結局、ほめられ好き




最新の画像もっと見る

コメントを投稿