こんにちは、
グルメストアフクシマの福島智哉です。
オガニック農業推進協議会 立ち上げてから新年度を迎えました。
立ち上げてからは、メンバーの生産者さん達の圃場の面積を調査し今期の作付け計画をお聴きしたり、新規でまたは継続で有機無農薬で行う面積を確認したり
しておりました。
この4月は、農家さん達の圃場をまわる予定で、計画しております。
ここからは、以前FBにも書いた内容ですが、
このオガニック推進協議会
一言で言うとオーガニックな地域をみんなで作っていきましょう、という団体です。
◆まずはひのめ市の説明からになりますが…。
3年前から船川の三角広場と大龍寺さんを会場として行なっているFunakawaひのめ市 その開催コンセプトとして2回目から掲げた『オガニック』(代表のかずとさんのダジャレ…有機を表す「オーガニック」と「男鹿に行く」を掛け合わせた造語)
をベースに もともと持っていた僕達の地域構想からその定義を整理し発展させ、「オガニック農業による男鹿市の地域活性化の提案」を考え出し、男鹿市とJA秋田みなみの賛同を頂き、様々な地元農家さんやグループにお声がけし、昨日の総会で設立することが出来ました。
◆代表はひのめ市代表でもあるOwn GArment productsの船木一人さん
副代表にこおひい工房珈音の佐藤毅さん
副代表もう1人に僕 福島智哉
事務局長にNPO法人地産地消を進める会の谷口吉光先生
生産者 幹事メンバーに秋田ベジリンクの三浦利通さん
風の畑の竹谷さん 百縁畑代表の越後さん…の娘さんで同級生のさわ香さん この他いつもお世話になっている農家さん18名と食に携わる仲間や市(農林水産課)とJA秋田みなみの方々、で会員は構成されています。
◆これまで代表の船木ご夫妻が月に一度開催の「ひのめ商店」も継続してこられたり、それぞれひのめ市メンバーの仲間の活動が様々なところで展開され話題になっている事も男鹿に向く機会につながっています。
◆男鹿に行く という言葉が示すように観光客をはじめ移住者や新規就農者が男鹿で増えるよう環境を作っていこう!という事も含まれております。新規有機就農者でかつ移住して共に活動してくれる仲間も募りたいという事です。
男鹿で移住定住のため活動している方々とも連動し協力しあいたい考えです。
◆設立までの経緯は、ベース にこういった背景がある中で、昨年の今頃、県立大の教授でNPO地産地消を進める会の代表でもある谷口先生に相談したところ、共感してくださりアドバイス頂きながら夏から動き出しました。また農水省の補助事業で「オーガニックビジネス実践拠点づくり事業」なるものも教えて頂いたり、農水省の担当の方ともお話しする機会を頂きました。
市への提案書と説明、JAの担当の方、組合長さんへの挨拶や依頼、市内の農家さんや金川ばたけさん、百縁畑さん、なまはげ直売所さん、数グループにお声がけにまわり、なんとか2月5日の設立にこぎつけました。
◆不安もあったし門前払いされるかも、とビクビクしながらまわったところもあるわけですが、結果全ての皆さんから温かいお言葉を頂きご賛同も頂きメンバーにもなって頂きました。思わぬ本音や農や地域への考えをお聴きできたり、男鹿の農業の現状認識も進みました。
作業が手一杯で会への参加が不安、あど歳だがらな
といったばあちゃん達も会員にならずとも余っている土地や田畑は使ってくれ、というような応援も頂いたりです。同時にばあちゃん達が抱えている課題も再認識。
ここでもやはりまずは対話、つながりからだなーと実感しました!みんなすごいあたたかく声かけて良かったーと思える瞬間が幾度となくありました(^_^)
◆栽培における「オガニック農業」の言葉の範囲は有機農業推進法で言う有機農業の他に、無肥料栽培や自然農も含みます。
またすぐには有機農業に転換できない農家さんのために減農薬減化学肥料栽培(エコ農業)も含めており、出来る範囲で…とお互い無理のない形で進めて行く考えです。
◆現在男鹿市内で無農薬無化学肥料栽培の有機農家さんはまだ数が少ないため、有機におけるノウハウや技術の向上が欠かせませんが、そのための取組みを「栽培技術の講習や実験圃場の設置、農業の研修を受けられる仕組みを作り、有機農業に転換しやすい環境を整える」としており始動します。
◆農家さんだけでなく、一般市民で関心のある方も
研修や講習を受けられる、または手伝う機会、携わる機会が得られる環境を整備したいと考えております。家庭菜園レベルから種や土を意識したり関心が高まる人が増えたらいいなと思うのですが、これは昔から伝わる自給自足的生活文化を向上させたいという思いでもあります。
◆かずとさん(船木代表)がいつも言っている50年後、100年後先の未来、先の子供達を意識した長期ビジョンは、特に環境や生態系に配慮した意味合いを持つのですが、地域における人と人との繋がり、それも有機的な意味合いを人にもかけています。
かずとさん、たけしさん、僕の呼びかけ人3人の共通としてあるのが、幼少時過ごした地元の自然や風景や生き物への愛が強かったり、地元の綺麗な空気や綺麗な海への誇り、(男鹿の多くの方がそうだと思いますが)それらと土や水、食が繋がっていることと、広くいうと社会問題や世界の話にも繋がっているという認識です。
未来を想う程根本に想いがいき、ライフスタイルも普段の選択も変わってくる
育ててくれた地元の自然やたくさんの人が大好きだからこそ
オガニック なのです。
そういったわけで「オガニック農業」が男鹿市の魅力を向上させ、地域ブランドとなることを目指し動き出します!
不慣れな面、分からない事も多々ありますが、どうぞ皆様よろしくお願いいたします(^^)
ABSさんで取り上げて頂いたニュース
地元紙 さけがけさん
朝日新聞さん
日本農業新聞さんでも。
日経新聞さん でも丁度取材があったところで地域における面白い取組だ!という事で
近々掲載されるようです(^^♪