グルメストアフクシマのブログ

男鹿にある大正七年創業の
お肉とお惣菜のお店グルメストアフクシマ
(有)福島肉店スタッフのブログです。

当店のお弁当 オードブル  2023 

2023-01-27 16:42:38 | お弁当 オードブル

こんにちは、グルメストアフクシマの福島智哉です。

お弁当・オードブルの具体例のご案内記事です。

当店のお弁当やオードブルは

どれも一から手作りで、お料理のソースやたれも自家製で無添加のため、準備に時間を要する事と、当日のお渡しの時間に合わせご用意するため基本的には3日以上前からのご予約で承っております。

混み合う時期(3月、4月、8月、12月)は一か月前のご注文でも既にいっぱいな場合もあります。特に卒業シーズン3月は特に早めにご予約でいっぱいになるため、お早目(3月の混み合う日は1月のご予約で例年埋まっております)が確実です。

◆例年、8月7日~17日、12月26日~31日はお弁当・オードブルはお休みしております◆

以下 お弁当を羅列する形にはなりますが、最近のお弁当やオードブルをご紹介します。
毎日ご注文の方とご予算で内容も異なります。(一つ一つ記録をとっており、同じ内容ができるだけ入らないようお弁当に入るメニューを考えておつくりしております)

2023年1月 最近の例

▲香草ディルを使ったポテトサラダを新メニュー に最近の基本的なパターンです。 2000円(税込)

▲2500円税込   秋田錦牛ローストビーフ自家製赤ワインソース・里芋まんじゅう・男鹿産たこのやわらか煮天然出汁のジュレ

・男鹿産イカと野菜のチリソース・自家製デミグラスソースの秋田錦牛ビーフシチュー

▲メニュー表 (メニュー、素材、生産者、栽培方法の情報)がつきます。
この時の内容は、写真にないものですが、こういったメニュー表がお弁当につきます。

 

2000円


▲2000円 9マス仕切り
カジキマグロの竜田揚げや焼き茄子のムース、真鯛のヴァンブランソースコロッケ、豚ロースのソテー(一度低温でローストをかけ熟成させたものを軽くソテーしています)ヴィネグレットソースとドライトマト
など。自家製デミグラスソースのビーフシチューや牛ステーキ玉ねぎソースが入っております。

▲ローストビーフ弁当

2500円(税込)〜

 



▲法事でのご利用 折5000円 

▲3000円 ごはん お茶付き 製薬会社様


▲1800円 れんこんだんご イカの辛味炒め、トマトソース煮込みハンバーグ、若鶏と長ネギの醤油グリル、タコマリネ など。


▲2000.円 里芋まんじゅう、鶏ひき肉入り高野豆腐、若鶏ポワレトマトクリーム(自家製トマトソースと生クリーム(ナカザワ無添加47)、イカとズッキーニの辛味炒め、牛すね醤油煮など。 


▲1300円 6マス仕切り ごはんつき
生麩の揚げ出し 男鹿産タコの柔らか煮など 透明なゼリー状のものは天然出汁のジュレです。


▲1300円 6マス仕切り ごはんつき


▲2000円 9マス仕切り ごはんつき
真鯛のポワレ焦がしバターオランデーズソース 
じゃがいものムースほうれん草ソース
生麩の木の芽味噌(自家栽培の山椒、ほうれんそう使用)


▲2500円 9マス仕切り ごはんつき
秋田錦牛のローストビーフ、真鯛のポワレ焦がしバターのオランデーズソース
秋田錦牛牛しゃぶ自家製ごまだれ 下に茄子の揚げ出し


▲2000円 生麩は木の芽味噌あえ
チーズののっているのは牛肉タリアータ、タコの柔らか煮、カレーコロッケ、ローストビーフ
真鯛のポワレ などなど。

 

◆オードブル

▲7500円のオードブル
豚ソテーしそとわさびのヴィネグレットソース 焼き茄子のパンナコッタ(これは自分達も大好きで久々の大ヒットだ!と思っていたら冬季赤かぶのパンナコッタが上をいきました!なんてコッタ!)
枝豆のクリームコロッケ、紅ズワイガニのクリームコロッケ、秋田錦牛牛すね醤油煮、生麩の味噌田楽などが入っております。





▲オードブル 10000円~ ご希望で15000円なども




▲6500円オードブル
オーソドックスな内容 男鹿の活躍する若手が集うちょっとした会でのご利用でした。


▲オードブル6500円 (税込)おつまみでローストビーフ、ふくちゃんステーキ、焼き鳥、唐揚げ、とメニューご希望の場合。
ご家族のお集りでのご利用でした。


▲オードブル こちらも同じく6500円(税込)
農家が作る日本酒プロジェクトの
お披露目パーティーの際ご用意したものです。


▲オードブル7500円(税込)
(余計なものも写っていてすみません)
企業様のご利用、ご宴会用にお作りしました。


▲オードブル7500円(税込)
ご家族でのご利用でした。お子様のお誕生日やお祝いなどに多くご注文頂いております。


▲オードブル7500円(税込)


ご予算、御人数、ご利用目的、シーン、
ご希望メニュー、お召し上がりになる方のご年齢等に応じてお作りしております

私たちは「愛情のごちそうを追求する事」「健やかな食文化を伝える事」を経営理念で謳っており、手作りを大切に、できる限り地場産で安全性の高い食材を使用するよう心がけております。
 これは「美味しい」を大切に考えた時の形であり、自然の恩恵に感謝し、生産者さんの想いも手渡しできるよう、お召し上がりなる方の「美味しい」を一番に想いを馳せおつくりしております。
 具体的には、食品添加物・合成保存料・化学調味料・精製された調味料(白砂糖や食塩など)、遺伝子組み換え食品(表示されていない疑わしきものも含む)を使用せず、農薬・化学肥料に頼らない農家さんの生産物、天然の素材を使用した本来のものづくりをし続けたいと考えております。
  非効率でも時間をかけた丁寧な暮らしは楽しく健康な暮らし、そして豊かな自然生態系につながると信じております。またお召し上がりになる方と生産者さん(地元の大地や海)を結ぶ存在でありたいと思っております。 

 




■ご注文はご利用日の3日前15:00まで、ご予約分のご変更は前日12:00までに
お願い致します。前日、当日の場合はご相談に応じます。
■お弁当のご注文は3000円以上(1200円の場合3つ以上から)から承ります。
■メニューの内容はその時々で変わります。ご希望のあるお客様はご利用日の3日前までにご連絡下さい。
◆配達に関して:配達は、ご予算と場所、時間をお伺いして可能な限りお受けしております。繁忙期は近くても難しい場合があります。ご了承ください。

 

グルメストアフクシマ
(有)福島肉店 
〒010-0511 秋田県男鹿市船川港船川字船川80-1
0185-23-2624


TOMOSU CAFE (トモスカフェ)のソースカツ丼

2023-01-20 19:33:12 | tomosu cafe

こんにちは、グルメストアフクシマの福島智哉です。

トモスカフェがオープンし今年で3年経ち4年目に入ります。

(2020年5月~)コロナ渦でのスタートを既に懐かしく思うのですが、オープン前後の数年も当店や地域の仲間達、内外ともに激動の時期だったといえるなーと振り返っております。

▼オープン前数回にわたり珈音のたけしさんから珈琲の淹れ方やあれこれ学ぶ(同じ条件でも人によって異なる味わいに改めて底抜けな深さを感じいる)

オープン前は丼もののごはんスタンドの機能をイメージして進めていた丼メニュー。

ソースカツ丼は今では代表的な定番メニューとしてたくさんの方に親しまれているように思います。

ここで、改めて、なぜソースカツ丼なのか!そのルーツや素材の事などまとめたいと思います。

(今後、TOMOSUホームページでこういったコンテンツアップ予定ですが、こちらでは原文長文のまま載せます)

 

今から約60年前から30年前(1950年代後半~1980年代後半)

「たのし食堂」というソースカツ丼が美味しくて有名な食堂がありました。

▲左上にちょっとみえます。写真は以前地域おこし協力隊だった松野さんの企画「船川今むかし展」より、匿名の方の写真。(一杉堂さんの前からたのし食堂さんがみえる形での撮影にみえます)

たのし食堂初代の時代は、現在の佐藤鮮魚店さんのところにあったそうです。(祖母談)

2代目のオヤジさん時代は、移転して今のわたなべ整骨院さんところで営業されておりました。上の写真。

(40代なかばから上くらいの方々は食べた事もあり記憶されている方が多いようです)

うちの祖母によるとラーメンが美味しいお店だったけど、途中からソースカツ丼がメインになっていったそうです。

たまごとじのカツ丼もあったけどソースカツ丼の方が人気があったようです。

 

たのし食堂の初代のオヤジさんは東京出身だったそうで、福島家も同じ身の上。

福島二代目、僕から数えての祖父の基良と「たのし食堂」の初代&2代目は話が合ったそうで仲良くなったそうです。

戦時中は、うちの祖父がたのし初代の親父さんに車の運転を教わったそうで、男鹿市で車の運転免許をとった1号が初代「たのし」の親父さんで2号がうちの祖父という話を祖父が父に自慢気に若い頃話していたそうな笑 (余談エピソード)▼昭和37年 現社長基秋入学式のタイミング コニーと。

2代目のオヤジさんはザ江戸っ子で職人気質だった印象と多くの方からきいております。

2代目の時代は、ソースカツ丼に磨きがかかり船川でも特に人気で連日賑わっていたそうです。

忙しさのあまりイライラしてるのが伝わってくる場面もあったとか…相当人気があったのだと思います。

ソースカツ丼のカツは当店の豚ロースを仕入れていたそうで、「毎朝今日は〇〇キロ頼む」、と電話が来て現社長が若い頃配達していました。親父さんのソースカツ丼の作り方は

カツを揚げたら余熱を通した後にサクサク切って

独自のソースに一切れずつたっぷり浸し

ごはんにも、その漬けたソースが染み込む具合にのっけていき、

添えるのは玉ねぎをそのソースで炒めたもの。

たのし食堂のソースカツ丼と当店のソースカツ丼(トモス)とで異なるのは、

使用する細かい素材の話はさておき、基本的作り方はほぼ一緒で、玉ねぎの味付けのみです。

強火で炒め醤油と料理酒でさっと仕上げる形の方がいいな、となったのが現在の形で全く同じではありませんが、たのし食堂さんへのリスペクトを込め当時の味を再現しています。

現在使用している素材に関しては、当店もトモスカフェも一緒ですが、

できる限り地元のもので心ある関係性の作り手さんのもの、それでいて無添加・オーガニックを前提とした考えで選択しています。基本的な調味料さしすせそをはじめ、揚物でいえば国産米油(毎月放射能検査済)、無添加の生パン粉(素材指定の当店・トモスのみのオリジナル)を使用している点は、よりからだにも環境にもやさしいマイナーチェンジになっていると思います。

そしてトモスカフェででてくるお味噌汁の素晴らしいこと、本当にからだがよろこぶ美味しさなのです!

オガニック農業推進協議会を2018年に立ち上げベジリンクあきた男鹿の三浦さんに育ててもらった無農薬大豆、男鹿の塩、高桑さんのなまはげ米を麹にし石孫本店さんにお願いしてできた、男鹿産素材の無添加天然醸造のお味噌…

ひのめ市の取り組みもそもそも地元はじめ大きく言ったら世の中が色んな意味でオーガニックになったらいいな、と船木代表や仲間内で話していて生まれた活動

その根幹になるオガニック地域構想

 

話は戻り

二代目のオヤジさん50代半ばにして病に倒れお店も終わる事になったそうで。(1980年代半ば)

両親はお見舞いに行ったりしていたそうで、

父はまたオヤジさんのソースカツ丼を食べたい旨は伝えていたようです。

残念ながら間もなくオヤジさんお亡くなりになって、

しばらくして、ふとやはり食べたくなった時に

父はソース作りから試行錯誤してみたようです。

出汁に活用したのが大量の玉ねぎ。チャツネ状態まで炒め、お醤油とみりんで煮詰め、自然な甘味を出し、その当時はタカハシソースのとんかつソースをブレンドし

再度火にかけ、野菜をこしてから決めた量まで煮詰めて

仕上げというもの。

うちのお店では昔から社員さんのまかないとか祭りや繁忙期の休憩に食べるものだったようですが、

僕は小さい頃から食べたいものが何かあるか聞かれたら

ソースカツ丼はいつも3つのうちの1つに入っておりました!

お弁当をフリーで出していた時代(1996年くらい~2007年くらい)

も弁当としてのソースカツ丼は人気がありました。

たのし食堂を知っていた方からの反応もあって話題になっていたのでした。

 

お弁当を予約制にしてから(2007年くらい~)

お店に登場する機会は減りましたが、店内企画で時々登場しておりました。

その後2015年ひのめ市がひらかれるようになり、

一人さんには食べてもらう機会がありーの

2018年商店街プロジェクトが立ち上がり

(青木さんとの出会いとこの時のお話の衝撃と、この部屋のめちゃくちゃ暑くてむさ苦しかった事をとても覚えています)

(2018年金農の躍進で秋田が沸いたこの時代ですよー↑)

プロジェクトが進む中で、ごはんスタンドの話がでてくるようになり

丼をメインにしたスタイルってところまで話がきたところで

このソースカツ丼や、チャーシュー丼やRB丼を練習がてら縫人さんでみんなで食べるってのをやりーの、

その翌年2019年はひのめ商店の際などイベントで町の人とその構想を共有するような感じでまた丼や珈琲を仲間と囲む、という事をやってきました。

 

長くなりましたが、以上が

ソースカツ丼がトモスカフェで登場するまでの経緯です。

 

現在は、パン粉や小麦粉、卵、油、塩も胡椒も素材の質は考えた選択で、

豚肉の仕込みも特別手を加えたものに。

豚ロースではなく豚のもも肉のもっとも柔らかく希少価値の高い内ももを使用。

脂身無しの状態でカットして、さらに丁寧に筋切りをして、パン粉をつけた形です。

パン粉に関しては、原料が小麦や甜菜糖、バター、塩、酵母のみで

小麦と甜菜糖、バターが北海道産の素材で遺伝子組み換えやトランス脂肪酸のリスクはなく、香料や着色料、表示されないような調整剤や改良剤、保存料も完全無添加の生パン粉です。

一般的には、無添加のように見えるパン粉もだいたい改良剤や調整剤がはいっていて、完全な無添加とはいえないです。

無添加でもショートニングやマーガリンを使用したものがありますが、それがトランス脂肪酸たっぷり癌はじめ生活習慣病大国万歳な大きな要因なわけです。

 

またトランスFを考慮し最大限発生しにくくその酸化を防ぐ油が

現在のノンシリコーンのこめ油です。放射能検査も毎月行っており

関西のお米を100%使用しており毎月放射能検査を行っていて数字も公表されている築野食品さんのものです。


2023年1月の営業のお知らせ

2023-01-06 10:43:06 | 営業のお知らせ

新年あけましておめでとうございます。昨年もたくさんの方に大変お世話になり、新しい素敵な出会いもありました♪

2023年も皆さまの家族団欒の一助になれるよう、より喜んでいただけるよう努めて参ります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

◆1月の営業のご案内です。

9日の祝日は営業致します。成人の日をひかえ、成人を迎えられる皆さまの応援&お祝いされる方へのサービス企画をご用意しました。インスタで更新します。

▼クリックするとPDFファイルが開かれます。印刷等ご自由にご利用ください。

筆者福島智哉にとっては昨年は次男が生まれた事が何より大きく

仕事の前に「人生」どうありたいか、どうしたいか、を改めて深く考え、夫婦で話し合った年でもありました。

みなさまは今年の目標、新しい挑戦、定めて動き出していますか?

絶対成し遂げるぞ!という気合と情熱、勢い、最初肝心、とかいいながら、怠惰もまたをかしよろしくで、流れを感じ入るのもよろしくて。というゆるゆる星の性質ももちあわせ今年も愛と調和です。

皆さまにとっても最高に素敵で幸多き一年になりますようお祈り申し上げまする。