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自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

2021年7月7日(水) 平岡公園で虫に注目する自然散歩

2021年07月07日 | 虫に注目する自然散歩

大人の虫観察会です。身近な虫をあらためて観察し、植物と虫の関係や、その不思議な生態に触れる自然散歩です。今年も、虫にくわしい興野さんと一緒に歩きます♪

ちょっと蒸し暑いくらいの曇でした。

キレイなフタスジモンカゲロウ

オニノヤガラの花は終わりかけです。

オニヤンマの抜け殻がいっぱい!! 脱皮中の個体も見つけました♪シーズンですね~

まだ若いオニヤンマのヤゴ

エゾコマルハナバチの♂ レモンイエローでカワイイ♪

ハンゴンソウについたアブラムシの群れに、コクロヒメテントウの幼虫。白くてキレイ!アブラムシを食べているそうです!!

ケマダラカミキリ

ミミズクの抜け殻。。。これが虫の抜け殻だとわかるのがスゴイ

オオミズクサハムシ?

立派なヨシカレハの幼虫!

最後にギンリョウソウも。

熱心な皆様と、たのしく虫の観察を楽しみました♪ありがとうございました。

■2021年7月7日 (水)平岡公園で観察したもの

【虫】エゾミドリシジミ、コクロヒメテントウ、クサアリの仲間、モジツノゼミ、ケマダラカミキリ、ヒゲナガオトシブミ、アカイロマルノミハムシ、セマダラコガネ、オオミズクサハムシ、ヤナギハムシ、モイワサナエ、オニヤンマ、ニホンカワトンボ、モンカゲロウ、ヨシカレハ幼虫、ウラナミアカシジミ、トゲカメムシ、エゾアオカメムシ、ミミズクの抜け殻、ザトウムシの仲間、オニグモの仲間、オカモノアラガイ、エゾマイマイ、ハルニレハフクロフシ(虫こぶ)

【その他】オニノヤガラ、イヌゴマ、ギンリョウソウ、アカゲラ、ヤブサメ、センダイムシクイ、アオジ、アオサギ、ハシブトガラス  など。

次回、虫に注目する自然散歩は、8月4日(水)です。

自然ウオッチングセンター自然散歩は、今年は申込みが必要です。ホームページで情報をご確認ください。

Satomi Shimada

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2020年8月27日(木) 虫に注目、自然散歩~北大構内

2020年08月30日 | 虫に注目する自然散歩

 北大構内での鳴く虫観察は、昨年も企画して雨天で流れてしまったもの。本日は晴天無風の好条件の中、実施できました。

 草むらからはたくさんの虫の声が聞こえますが、虫自体を見つけるのはなかなか困難。

 しかし、目線を低くすると小さな虫も見つかります。

マダラスズ

 ジーッ、ジーッ、とあちこちで鳴いているのはマダラスズとシバスズ。小さなコオロギの仲間です。

シバスズ

エンマコオロギ

 エンマコオロギは、コロコロ、リー、といい声です。

 

コバネイナゴ

 コバネイナゴやヒナバッタなどのバッタの仲間も見つかります。

 昨年の下見では、グランドの上空をコウモリがたくさん飛び交っているのを見ることができたので、今年も期待したのですが・・・。

 バットディテクター(コウモリの出す超音波を聞くことのできる機械)で声を聞くことはできたものの、昨年のように肉眼で観察まではできず、残念。

 

 バットディテクターには、コウモリの声以外にも「ザザッ、ザザッ」とか「ビー、ビー」などいろいろな超音波が聞こえてきます。その大半は、虫の声だと思われます。人間には聞こえない超音波で鳴いている虫が何種類もいるようです。

 

ヒメクサキリ

 超音波で鳴く虫を探してみました。近づくと鳴きやんでしまうので、何回もそっと近づきます。その結果、ヒメクサキリが、超音波で鳴いているのを確認することができました。

 

 

エゾカタビロオサムシ

エゾアカガエル

エゾツユムシ

 最後までいろいろな虫たちが見られ、飽きることのない観察でした。

 

2020年8月27日 北大構内で見られたもの

【昆虫】

ヒナバッタ、ヒシバッタ、コバネイナゴ、マダラスズ、シバスズ、エンマコオロギ、カンタン、ヒメクサキリ、エゾツユムシ、マダラカマドウマ、シロヒトリ、エゾカタビロオサムシ

【その他】

ヤマコウモリ、エゾアカガエル

 

(shima)

 

 

 

 

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2020年7月28日(火)虫に注目する自然散歩in西岡公園

2020年07月28日 | 虫に注目する自然散歩

大人の虫観察会です。身近な虫をあらためて観察し、植物と虫の関係や、その不思議な生態に触れる自然散歩です。今年も、虫にくわしい興野さんと一緒に歩きます♪

大人も虫取り網も持って散策です^^ 水源池の堰堤沿い、ノリウツギの花も虫さがしポイント。

ダム堤付近には、コムラサキにシータテハなど蝶が。 アオダイショウとシマヘビも見られました♪

エゾゼミの羽化も!!キレイですね。

パーゴラ広場でも、たくさんの虫に出会えました。

アキアカネ

アキアカネ捕りの名人がいました~^^;

ノコギリカミキリ カッコいいですね。

!ヨツスジハナカミキリが!?倒木に刺さってる? 産卵でしょうか?みんなで見てたら逃げていきました。

今日の目玉は、こちらの「フタオタマムシ」 写真ではわかりませんが、ピカピカでキレイでした。

2020年7月28日 (火)西岡公園で観察したもの

【虫】エゾゼミ、ジガバチの仲間、クロヤマアリの仲間、アカハナカミキリ、ヨツスジハナカミキリ、セイヨウオオマルハナバチ、エゾオオマルハナバチ、クロヒカゲ、シータテハ、コムラサキ、スジコガネ、ヒメコガネ、アキアカネ、アユタテアカネ、シオカラトンボ、ノシメトンボ、ミドリシジミの仲間、トラフシジミ、クロヤマアリ、フタオタマムシ、ノコギリカミキリ、モノサシトンボ、ヒシバッタ、ツユムシ、ヒナバッタ、アワフキムシの仲間、ゴミムシダマシの仲間、クワガタゴミムシダマシ、キマワリ、ミノハムシの仲間、ウスバカゲロウの仲間(アリジゴク幼虫)、ビロードカミキリ、ハネカクシの仲間、ムシヒキアブの仲間、ミヤマクワガタ、ヨツボシワシグモ

【その他】エゾマイマイ、サッポロマイマイ、ササウオフシ(虫コブ)、オニノヤガラ、テングタケ、ロクショウクサレキン、ノリウツギ、ツルアジサイ、エゾアカガエル、シマヘビ、アオダイショウ、ニホンカナヘビ  などでした。

終了後、出てきたニホンカナヘビ

次回、虫に注目する自然散歩は、8月27日(木)17:30~夕暮れの鳴く虫探しin北大です。

レポート:Satomi.S

自然ウオッチングセンター主催行事は、下記の対策を行い活動しています。

申込み制。定員を少なく設定します。必ず申込みください。先着順。 

・マイクの使用 飛沫の飛ぶ大声を控えるため、マイクを使用する場合があります。

・離れて解説 顔と顔を近づけることになる細やかな解説は避けられるよう工夫します。

・全員マスクの着用 ガイドもマスク着用させていただきます。皆様にもマスクの持参をお願いします。

・受付での体調確認 体調の悪い方は参加をお控えください。ガイドの体調により直前中止の可能性があります。

ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

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8月6日(火) 虫に注目する自然散歩「宮城の沢」

2019年08月06日 | 虫に注目する自然散歩

今日も暑いですね。夏らしい天気の中、札幌市西区平和にある宮城の沢へ行きました。

平和霊園の入り口に集まり、宮城の沢林道を目指します。暑さもあってか、虫はいっぱい。

観察するものありすぎて、全然、前に進めません。

エゾトラマルハナバチ、ふわふわで可愛いです♪

アキアカネ

オニヤンマや、オオルリボシヤンマなど大きなトンボもいましたが、捕まえられず。

マユタテアカネ  眉というより、豚の鼻^^

ミヤマキベリホソバ

オオヨコバイ?

小さく地味な虫もよく見るとキレイです。

キアゲハ 見事にキレイですね♪

参加の女の子が虫を捕まえるのがすごく上手で、いろいろ観察できました!ありがとう!

まさかのアオジ巣立ち雛が、すぐ近くに!ラッキーでした。

宮城の沢林道入口に到着した頃には、時間切れ~。ここで解散しました。

今日のヒットは、エゾヒメシロチョウやゴマシジミ、ルリボシカミキリでしたが、写真撮り損ねました。夏の虫たちを楽しく観察できました!

2019年8月6日 平和霊園~宮城の沢周辺で観察したもの

【昆虫】オニヤンマ、オオルリボシヤンマ、モイワサナエ、アキアカネ、マユタテアカネ、エゾトンボの仲間、ヒナバッタ、ハネナガフキバッタ、オオヨコバイ、ツマジロカメムシ、スコットカメムシ、ツマジロカメムシ、クサギカメムシ、ウリハムシモドキ、アオカタビロオサムシ、ヒラタシデムシ、キバネハサミムシ、スジコガネ、セマダラコガネ、センチコガネ、キマワリ、アカハナカミキリ、ルリボシカミキリ、ヤナギルリハムシ、ネギオオアラメハムシ、アカウシアブ、キアゲハ、モンキチョウ、スジグロシロチョウ、エゾヒメシロチョウ、ゴマシジミ、カラスシジミ、ウラキンシジミ、ルリシジミ、アカタテハ、サカハチチョウ、クロヒカゲ、コチャバネセセリ、モンシロチョウ、マイマイガ、ヒトツメカギバ、キマダラシャクガ(?)、コトラガ、ミヤマキベリホソバ、ベニヘリコケガ、ベニシタヒトリ、カラフトコンボウアメバチ(?)、ジガバチの仲間、スズバチ、エゾトラマルハナバチ、セイヨウミツバチ、

【その他のムシ、小動物】ダンゴムシ、ザトウムシ、エゾマイマイ、オカモノアラガイ、エゾサンショウウオ、ニホンカナヘビ

【植物】キツリフネ、ヒロハヒルガオ、ヤマハハコ、エゾニワトコ、オオイタドリ、ヒメジソ、エゾヤマハギ、イタチハギ、アカソ、ミヤマハンノキ、ヨツバヒヨドリ、クサフジ、ヌルデ、オオハンゴンソウ、ムカゴイラクサ、ノブドウ

【野鳥】アオジ、ホオジロ

などでした。

ハネナガフキバッタ

次回、虫に注目する自然散歩は、夕暮れの鳴く虫を探します。8月28日(水)17:00~19:00北大構内です。是非参加ください。

kamada

 

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6月26日(水) 虫に注目する自然散歩「宮丘公園」

2019年06月26日 | 虫に注目する自然散歩

 夏に3回行う予定の、大人の虫観察会。講師は例年お願いしている興野さんです。

 夏の陽気の暑さにもめげず、どんな虫にも興味津々の参加者が集まりました。

参加者が次々と虫を見つけます。

 

クシヒゲベニボタルの交尾

 オスだけがクシひげになっていました。メスのフェロモンを受信するためでは、という説明に納得。

 

アカガネカミキリ 鞘翅の金属的な質感が魅力的。

 

クワキジラミ

 ヤマグワの葉裏に、白い糸状のものが絡みついていることがあります。その正体がこれ。カメムシ目の昆虫。ロウ状の物質を糸のように細く分泌し、体を守っているそうです。

 

ヒラタシデムシの仲間の鞘翅(写真では金属光沢が出ません)

 ヒラタシデムシの仲間が歩道で踏み潰されていました。あまり注目されない虫ですが、たまたま鞘翅が裏返って、裏面が見えていました。瑠璃色の金属光沢で輝いていて、いつもの姿からは想像できない美しさでした。

ウスバカゲロウ

 あずま屋の床下にアリジゴクのすり鉢がたくさんありました。興野さんが識別図を用意してくださったので、見分けに挑戦。頭部の斑紋をじっくり見て、ウスバカゲロウの幼虫に決定。

ドロハマキチョッキリまたはサメハダチョッキリの幼虫(右は幼虫の入っていた揺籃)

 ドロノキの下にオトシブミ類の揺籃がたくさん落ちていました。カラカラに枯れていましたが、開いてみると幼虫が出てきました。

 

ハバチの仲間 鮮やかな緑色で、虫とは思えない人工的な色

 

ルリシジミの顔

 翅の瑠璃色も美しいのですが、参加者には「目が可愛い」と大人気。

 

マガリケムシヒキ

 ハエを捕まえて食事中。写真を拡大したら、名前の由来になった、頭部の曲がった毛がわかりました。

 

 よく観察してみれば、どんなムシも面白い、と思った観察会でした。

 

2019年6月26日 宮丘公園で観察したもの

【ムシ】

コフキサルハムシ、ハンノキハムシ、ヤナギハムシ、イタドリハムシ、フジハムシ、ドロノキハムシ、

トゲカメムシ、カスミカメムシの一種、アカガネカミキリ、ヒラタシデムシの一種、セマダラコガネ、

クシヒゲベニボタル、ドロハマキチョッキリまたはサメハダチョッキリ、コガネコメツキ、

ルリシジミ、エゾシロチョウ、クワキジラミ、マガリケムシヒキ、ジガバチ、

ウスバカゲロウ、ハバチの一種、エゾトラマルハナバチ、 

【その他のムシ】 ダンゴムシの一種、エゾマイマイ、コハクガイの一種(?)、

オカモノアラガイ、ミミズの一種、コガネグモの一種、エゾタヌキ糞

【植物】 オオバノヤエムグラ、ダイコンソウ、バッコヤナギ、クロイチゴ

 

(shima)

 

 

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