レげーの世界 ~その9~

2010年11月10日 | レげーの世界
ファミコン時代。
人気の漫画はすぐにゲーム化がされました。
漫画の人気だよりでゲーム的には未熟と言わざるを得ない出来のものも
多くありました。

しかし、そんな漫画ゲームの中でもなぜか繰り返しプレイしてしまったのが、
これ……



燃える!お兄さん

である。
本気はいいね。ステキでいいね。どんなときでもっ♪

とりあえず、起動。



これはどんなお話かというと、
昔々、博打好きの国王(ケンキチ)がいました。
あまりに博打が好きで、
とうとう、自分の娘、ユキエ姫を景品に博打を打ち始めたのである。



さっそく、ユキエ姫をゲットするために博打打ちがやってきました。



勝負は丁半博打!



プレイヤーはここで丁が出るか半が出るかを選択します。
自分の選んだ方の目が出れば勝ちだ!
せっかくだから俺は丁を選ぶぜ!



よっしゃあああぁぁぁ!!



こうして無事、ユキエ姫を取られずにすみ、
今日も平和な一日が始まりましたとさ



(;゜Д゜)……

お、終わった……だと?
おい、これで終わりかよ!ふざけんな。
金かえせっ!
と言いたいところですが、ここでゲーム内で驚くべきことをナレーターが発言します。



そ、そうか。勝ったからダメなのか。それはこっちが悪かった。
じゃあ、最初からやり直そうか^^;
(あの博打で負けないと本当に何も始まりません)

アー、今度ハ負ケチャッタ☆敵ツエー(棒読み



負けたら博打打が本性を現しました。
ヤツは



ドラゴン!

というわけでこのドラゴンにユキエ姫がさらわれることになるので、
ユキエの兄のケンイチ、ケンイチの友人の火堂くんとロッキーくん。
後のステージで合流する不知火くんと協力してドラゴンを倒すためのアイテム

「りゅうのンタマ」

を集める旅に出るのであった。



ここからようやくメインのアクションゲームが始まります。
敵はなんかダックくん的なやつが出てきます。(画面矢印)
攻撃方法は基本的にパンチやキックですが



敵を倒すとこのようにセリフを吐き出すことがあり、
このセリフを取って使用することが出来ます。
セリフは全部で4種類あり、それぞれ効果が異なります。



たとえばこの「あうっ」。
キャラクターによっては「ふっ(不知火くん)」だったり、
「じゃない(ロッキーくん)」だったりします。火堂くんはなんだったか忘れた。
なんだかんだで彼、影薄いしw
セリフがまっすぐ飛んでいき、敵を倒すことが出来ます。



これは「ダン」。
このセリフはその場にとどまり、踏み台として使用することが出来ます。


これは「マモレ」。
キャラクターの周りをグルグルまわって敵を攻撃します。
ボス戦でとても重宝します。

他にも地面を這って進むセリフがあります。
「ギャー」か「ギエー」だったと思う。

このゲームはアクションだけでなくステージの中に隠し要素として



インベーダーゲームが入っていたりします。
なお、このインベーダーゲームはクリアしたところで、

なにも得るものがありませんw

他にもボス戦がスキヤキの肉を取り合うミニゲームだったり、
投げキッスを投げ合うゲームだったりと、後半に行けば行くほど、
ボス戦はミニゲームの戦いになり、
ラスボス戦なんてもうアクションゲームですらないんだぜ?

でも、私はこのゲームのスキヤキ対決が好きで、
よくプレイしてました。
コメント (2)
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