日曜日に6回分を書き溜めしておいたので、更新は楽だぜw
さてさて、
幸太にバカにされるし、結局、あの村では誰も養ってくれないし、
世間の冷たさが身にしみたスタミナは知らず知らずのうちに村を出て、
街道にまでやってきていた。
おや?
なにかもめてるね。
チンピラ:「その荷物。藤森の兵糧だな?」
藤森が誰だかしらんけど、違うみたいよ?
それでもチンピラ達は強引に持っていこうとしてますね。
おいおい、なにが逆らうと斬るだ。
そんなことで刀を抜くなんて。
気の短いヤツだな。
ニボシ食ってるか?
まぁまぁ、お前達。
やめなさいな。
なに珍しそうにジロジロ見てるんだ。
まぁ、人の顔を見る前に、お前ら。
盗み、かっこ悪い。
すると、このチンピラどもは、
チンピラ:「これは盗みではない。作戦だ!」
チンピラ:「藤森軍への兵糧を断つ。兵糧攻めなのだ」
いやいや、お兄さん方。
そんな小さい大八車で運ぶ程度の兵糧が断たれたくらいで
ダメージを受けるような軍なら、直接、攻め込んだ方が早いって。
そう言おうとしたら……
???:「どうした、お前達」
ちっ!イケメンが割り込んできやがった。
話を聞いてみると、こいつらのチンピラの親玉らしい。
こいつらはこの辺を牛耳っている「桜花党」という集団だそうだ。
この国を支配している藤森家と対立しているらしい。
イケメン:「これは藤森の兵糧を断つ兵法だ!」
いや、だからね。そんな程度の兵糧で……(略)
商人:「これは街の米屋へ運ぶ荷物で、
兵糧なんてたいそうな代物ではございません」
ほらみろ。
その回答に悩むイケメン君。
仕入れた情報が間違っていたようだが、とりあえずは……
とっとと帰れ!
米屋の米を守りきったところで、街道にはお寺があるので入ってみた。
お寺では子供達が遊んでいた。
ほっほっほ、たかたね仮面ときたか、
ヒーローごっこだねぇ。
しかし、少年。その腰に挿しているのは?
ネギではないか?
食べ物で遊ぶのはよくないな
今晩の味噌汁に入れる予定だったのかもしれないぞ?
さっさとお母さんに返してきなさい。
今度は、近くにいたお婆さん。
お寺の鐘の前でしょんぼりしていた。
どうした?お婆さん。
お婆さんにとってこの鐘は思い出の鐘なんだとか。
昔、駆け落ちしようとした男性がこの鐘の音が鳴ったら、
迎えに来ると言ったまま、結局、この鐘は鳴らないままだったらしい。
その理由は男性はお婆さんのために鐘を鳴らそうとやって来る途中、
山賊に襲われて殺されてしまったのだ。
お婆さんは、そのことを知りながらもずっとこの鐘が鳴るのを待っているらしい。
ブワッ(;v;)
なんだか急に鐘を突きたくなった。
鐘の音よ!
お婆さんのあの人のところにまで届けっ!
なんだかイイコトをした気がした。
俺、やっぱり仕事を探してみるよ。
次回、スタミナの職探し。
つづく……
さてさて、
幸太にバカにされるし、結局、あの村では誰も養ってくれないし、
世間の冷たさが身にしみたスタミナは知らず知らずのうちに村を出て、
街道にまでやってきていた。
おや?
なにかもめてるね。
チンピラ:「その荷物。藤森の兵糧だな?」
藤森が誰だかしらんけど、違うみたいよ?
それでもチンピラ達は強引に持っていこうとしてますね。
おいおい、なにが逆らうと斬るだ。
そんなことで刀を抜くなんて。
気の短いヤツだな。
ニボシ食ってるか?
まぁまぁ、お前達。
やめなさいな。
なに珍しそうにジロジロ見てるんだ。
まぁ、人の顔を見る前に、お前ら。
盗み、かっこ悪い。
すると、このチンピラどもは、
チンピラ:「これは盗みではない。作戦だ!」
チンピラ:「藤森軍への兵糧を断つ。兵糧攻めなのだ」
いやいや、お兄さん方。
そんな小さい大八車で運ぶ程度の兵糧が断たれたくらいで
ダメージを受けるような軍なら、直接、攻め込んだ方が早いって。
そう言おうとしたら……
???:「どうした、お前達」
ちっ!イケメンが割り込んできやがった。
話を聞いてみると、こいつらのチンピラの親玉らしい。
こいつらはこの辺を牛耳っている「桜花党」という集団だそうだ。
この国を支配している藤森家と対立しているらしい。
イケメン:「これは藤森の兵糧を断つ兵法だ!」
いや、だからね。そんな程度の兵糧で……(略)
商人:「これは街の米屋へ運ぶ荷物で、
兵糧なんてたいそうな代物ではございません」
ほらみろ。
その回答に悩むイケメン君。
仕入れた情報が間違っていたようだが、とりあえずは……
とっとと帰れ!
米屋の米を守りきったところで、街道にはお寺があるので入ってみた。
お寺では子供達が遊んでいた。
ほっほっほ、たかたね仮面ときたか、
ヒーローごっこだねぇ。
しかし、少年。その腰に挿しているのは?
ネギではないか?
食べ物で遊ぶのはよくないな
今晩の味噌汁に入れる予定だったのかもしれないぞ?
さっさとお母さんに返してきなさい。
今度は、近くにいたお婆さん。
お寺の鐘の前でしょんぼりしていた。
どうした?お婆さん。
お婆さんにとってこの鐘は思い出の鐘なんだとか。
昔、駆け落ちしようとした男性がこの鐘の音が鳴ったら、
迎えに来ると言ったまま、結局、この鐘は鳴らないままだったらしい。
その理由は男性はお婆さんのために鐘を鳴らそうとやって来る途中、
山賊に襲われて殺されてしまったのだ。
お婆さんは、そのことを知りながらもずっとこの鐘が鳴るのを待っているらしい。
ブワッ(;v;)
なんだか急に鐘を突きたくなった。
鐘の音よ!
お婆さんのあの人のところにまで届けっ!
なんだかイイコトをした気がした。
俺、やっぱり仕事を探してみるよ。
次回、スタミナの職探し。
つづく……