TOY VOX

管理人VOX6336が昭和レトロな遊びをするだけのブログです。スマートフォンでの閲覧推奨。

バカラ 4

2020-11-02 02:15:21 |  カード
 確率をざっくり(本当にざっくり)と計算してみよう。
 1セット52枚のカードのうち2枚が配られるのは52·51=2652パターンある。
 バカラでは2枚の合計が0になる確率がもっとも高い。1枚目が1〜9のとき、2枚目をもらって0になるのは16·9=144パターン、1枚目が0のとき、2枚目をもらって0になるのは60·4=240パターン、あわせて384パターンある。したがって2枚の合計が0になる確率は384/2652=0.145となる。
 それ以外、2枚の合計が1〜9になる確率はそれぞれ252/2652=0.095である。これらはゲームが進んでいくうちに微妙に変わって行くのだが、基本的に親が勝つか子が勝つかは五分五分である。いや、カードの合計数が10パターン、引き分けの確率が1/10=0.1なので親が勝つか子が勝つかはそれぞれ0.45となる。
 引き分けを当てて8倍、親か子が勝つのを当てて2倍では割が合わない。「カジノ・ロワイヤル」ではいかにも必勝法があるかのように描かれているが、必勝法は無い。しいて言えばやらないのが必勝法だろう。




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バカラ 3

2020-11-02 01:38:18 |  カード
 バカラのルールをざっくりと説明する。
 カードはAが1、2〜9までがその数字、10、J、Q、Kは0で計算する。
 まず架空の親(バンカー)と架空の子(プレイヤー)にカードを2枚ずつ配る。2枚のカードを合計して1の位の数がそれぞれの点数となり、この点数の多いほうが勝ち。状況によって3枚目のカードを配ることもあるが、これについては後で説明する。
 プレイヤー(ややこしいがここで言うプレイヤーは架空の子ではない)は、架空の親が勝つか、架空の子が勝つか、あるいは引き分けかに賭ける。架空の親もしくは架空の子が勝った場合、プレイヤーは賭け金の2倍がもらえる。引き分けだった場合、プレイヤーは賭け金の8倍がもらえる。
 つまり以前このブログでやった「丁半」や「クラップス」と同じ、(ほぼ?)五分五分の確率に賭けるゲームである。
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