確率をざっくり(本当にざっくり)と計算してみよう。
1セット52枚のカードのうち2枚が配られるのは52·51=2652パターンある。
バカラでは2枚の合計が0になる確率がもっとも高い。1枚目が1〜9のとき、2枚目をもらって0になるのは16·9=144パターン、1枚目が0のとき、2枚目をもらって0になるのは60·4=240パターン、あわせて384パターンある。したがって2枚の合計が0になる確率は384/2652=0.145となる。
それ以外、2枚の合計が1〜9になる確率はそれぞれ252/2652=0.095である。これらはゲームが進んでいくうちに微妙に変わって行くのだが、基本的に親が勝つか子が勝つかは五分五分である。いや、カードの合計数が10パターン、引き分けの確率が1/10=0.1なので親が勝つか子が勝つかはそれぞれ0.45となる。
引き分けを当てて8倍、親か子が勝つのを当てて2倍では割が合わない。「カジノ・ロワイヤル」ではいかにも必勝法があるかのように描かれているが、必勝法は無い。しいて言えばやらないのが必勝法だろう。
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