いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

エコプロダクツ展で思った事

2009-12-12 18:48:26 | Weblog
12月10日~12日までエコプロダクツ2009がビッグサイトで
行われました。

今年はNPOのアジア植林友好協会(AGFN)と
NPOボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション 日本
(BOS)の2箇所だけの参加しました。

2002年に行われました第4回のエコプロから昨年まで7年間出展し
ていた㍿ビーボコーポレーション(VIVO)の展示は参加しませんでした。

出展を始めたころは、出展者数も少なくタイトルの本当の意味の
「エコプロダクツ展」に沿った展示会だったように思います。

それが年を追う毎に大手企業の見本市的な様相になって、
どこがエコなの?かと判りにくい展示会になってきています。

そんな中で、弊社のような植林活動という地味な活動をアピールして
伝えることの難しさがあって、今年はあえてVIVOでの出展をしないで、
NPO活動だけの出展にしました。

例年、NPO活動のブースはさまざまな分野からの参加があって、
それぞれがエコに絡んでいて判り易いので展示を見て勉強になります。

NPO活動の中にこそ、
これからの「持続可能な社会の仕組み」を作って行く上でのヒントが
あると毎年感じています。

そこには古い価値観の企業の利益狙いや製品のPRでなく、
生活のため、人類が生き続けるために必要な大切な守るべき価値観を
求める活動があります。

近代の人類が歩んできた価値観の延長線上には、このように
地球規模で人類の文明によって環境が破壊されて

これから先平和で安心できる人類の生存を守れる保証はありません。

これまでの生活スタイルや企業活動のスタイルが正しいと
考えている人に新しい扉は開けることは困難です。

ですから、市民レベルで本当に大切な物を大切にする価値観を守り、
平和で安心な生活ができる社会を創るには、

わたしたち市民が賢い選択をする事が一番大切で、解決の早道です。

大切な物を犠牲にして利益を得るような製品を選択しない。

社会的な貢献度の低い企業の商品は購入しない。

持続可能な社会創りに沿った活動をしている企業の製品だけを
選び購入する。

みんながそうすれば、より良い企業だけが生き残り、
持続可能な社会作りのための、
正しい価値観による社会ができます。

エコプロ会場の他の見本市と変わらない大企業の大きく派手な
演出ブースを見ながら、今日で終わればゴミになって捨てられて、
それって本当に「エコ」なんだろうか?

そのようなことを感じながら、帰ってきました。

人類が生き残るために本当に大切なものは、酸素、水、食糧
あまり気にせず、たいした費用の支払ってこなかったけれど、
これからは違います。

これが安定して供給されるためには、
地球の水の循環、
大気の循環
栄養の循環など
地球のエコシステムが正常に守られる事が必須です。

科学が万能のような価値観の現代社会ですが、科学はまだまだ
自然の前では、まだまだ無力です。

このエコシステムの根幹は自然環境、
森林の環境の安定が不可欠です。

壊してしまって修復するための費用は、人類の生み出している
GDP以上の費用が必要です。

だから、完全に壊れる前に、そして、これは国や地域単位ではなく、
地球規模で考えないと対応不可能なほど深刻です。

CO2削減だけが目的ではなく、
その背景にある自然環境の修復が必須です。

だから、
そうだ!植林をしよう!!!

■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり