いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

どうしたら空が買えるというのだろう?

2009-12-22 16:14:24 | Weblog
コペンハーゲンの会議についてのニュースを見ていて
かみ合わない議論の中に、
自然に対する根本的な価値観の違いがあるように感じました。

1854年アメリカ第14代大統領フランクリン・ピアスは、先住民の
インディアンたちの土地を買収して居留地を与えると申し出ました。

そして
1855年インディアンの首長シアトルはこの条約に署名しましたが、

その時のスピーチの一節を思い出しました。

「ワシントンの大首長が土地を買いたいと言ってきた」という
 言葉で始まるスピーチは、
 人類の根源、自然とのかかわりを明確に伝えていて感動的です。

 「どうしたら空が買えるというのだろう?
  そして、大地を。
  わたしにはわからない。
  風の匂いや水のきらめきを
  あなたはいったいどうやって買おうというのだろう?
  
  すべて この地上にあるものは
  わたしたちにとって 神聖なもの。
 
  松の葉 いっぽん いっぽん
  岸辺の砂の ひとつぶ ひとつぶ
  深い森を満たす霧や草原にたなびく草の葉
  葉かげで羽音をたてる
  虫の一匹一匹にいたるまで
  
  すべては
  わたしたちの遠い記憶の中で
  神聖に輝くもの
 
  わたしたちの体に 血がめぐるように
  木々のなかを 樹液が流れている。
  
  わたしは この大地の一部で
  大地は わたし自身なのだ」

  このあともスピーチが続きますが、~中略~
  
 最後に

 「もし わたしたちが どうしても
  ここを立ち去らなければ ならないのだとしたら
  どうか 白い人よ
 
  わたしたちが 大切にしたように
  この大地を 大切にしてほしい。
  美しい大地の思い出を
  受けとったときのままの姿で
  心に 刻みつけておいてほしい。

  そして、あなたの子どもの
  そのまた 子どもたちのために
  この大地を守りつづけ
  わたしたちが愛したように 愛してほしい。
  いつまでも。」

 このスピーチを聞いた白い人たちは、その後154年余りで
 この言葉の重さを理解できず
 
 自然を大きく破壊し続けて、世界中の人類の生存の危機を
 招いています。

 その事態の深刻さに全く気がついていない歴代の大統領
 そして、現大統領も。。。。

 自然のもつ価値の偉大さは、自然に接して生きている、
 開発途上国の人々のほうが深い理解が感覚的にあります。

 数字やお金など人間が作ったものでない「自然」の価値は
 「人間も自然の一部である」という
 認識を持つ人間にしか見えないのかもしれません。

 しかし、正しい自然観を持つ価値観だけが
 人類の生存を存続させる必須条件である事を
 人類みんなで共有しないと。。。。。

 その価値観を共有するためにも、
  地球規模の植林を広めて
 たくさんの人々に植林への参加を通じて「自然観」を
 正常化して頂くことを願っています。

すべては、人類がいつまでも生存をし続けるために!
そうだ!植林をしよう!!!

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