いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

議論している余裕はない!

2012-06-04 20:23:53 | Weblog
このタイトルは、
2008年3月26日のニューズウイークの記事の見出しです。

地球温暖化の防止を訴える環境保護団体や専門家は今、
発想の転換を迫られているのかもしれない。
という書き出しで始まります。

「科学者が長年、温暖化を防ぐには代替燃料への転換や
温室効果ガス排出量の削減を急ぐべきだと唱えてきた。
しかし、
科学者は今、2013年以降の体制において森林破壊の阻止を
重点目標にするように働きかけている」と述べています。

世界で放出される温室効果ガスの2割は森林の減少による
ものであることが明確になってきて、

気候変動を阻止するためには、
もう議論している余裕はないから、

「森林を増やしてゆく方法を見つけなければ」という
ヘルシンキ大学のカウッビ氏のコメントを載せています。

熱帯雨林の減少する現場に接し続けている私には
至極当たり前の論点ですが、

世の中はまだこの状況が十分に判っていないようです。
特に日本では、このような状況下でも天然由来の木材を

原料とする製品を恥じらいもなく輸入している企業が
まかり通っています。

そして、大手だからという理由だけで、そのようなことは
行っていないという盲目的な信頼は、本当は間違っている

ことをもっと知って、次世代のためにより良い選択を
して、生きることしか、明るい未来をつくることはでき
ません。

6月2~3日のエコライフフェアーで100人に聞いたアンケートで
地球では天然の森が8000年前の1/5に減少をしているという
ことを聞いたことがあるか、ないかと言う設問に

84人が「聞いたことがはない」という回答でした。
空も海も、大地も地球は一つにつながっています。

環境問題は地球規模で考えて、自分たちにできる事に
参加し、行動することが必要ですが、

地球全体の姿がこんなに知られていない事、
とてもショックでした。

でも、最後の設問で次世代のためにも植林をすることは
必要と答えた人は97人でしたので、すこし気分が楽に
成りました。

行動につながる情報提供を心掛けなければと感じさせ
られました。

報道に天気予報が曇りや雨だったのですが、自分は必ず
晴れると思って臨んだこのイベント、天候に恵まれて
よかったです。


なにもしなければ、1000年先まで変わらない 草原です。

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