いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

あなたの心のセンサーは?大丈夫?

2013-05-03 15:01:29 | Weblog
3.11の津波に襲われたとき、「遠浅の海岸に大津波は来ない」
という「常識」の刷り込みが逃げ遅れを招いてしまいました。

どのような災害でも自分の常識では予期せぬ異常な事態は、
受け入れられない心理が働き約50%の人は避難が遅れるそうです。

地球環境の破壊にともなう気候変動も人類がこれまで経験のない
自体が進行していますので、「それほど大したことはない」
「自分だけは大丈夫」と受け止めている人たちが多いのでは
ないでしょうか?

3月に参加し、話をさせていただいた神奈川総合高校での
環境シンポジュームの生徒感想票が届きました。

全体としての感想は、この高校の生徒は「環境意識高く」
私の話を素直に受け止めて、感想を述べてくれています。

この高校生たちの「心のセンサー」は正常だと感じさせて
いただき嬉しかったです。

ひとつの感想文を以下にご紹介いたします。

「地球の異変には気づいていたけど、今まで自分が何か行動を
 起こそうと思ったことは無かった。むしろいけないのは企業が
 木を切ってしまったり、汚染したりするのがいけないと
 思っていた。
 でも、人類の生存に必要なのはたった4つ、酸素、水、食糧
 エネルギーであることを知って、贅沢しているのは自分だった
 んだということに気付けた。
 そんな大きい取り組みは出来ないけれど、簡単な節電から
 始めようと思う。
 私たち家族はインドネシアに何回か行ったことがあって、
 熱帯雨林を見て、すごく感動した。でも、実際私は壊された
 熱帯雨林を見ていただけなのだなーと思ってショックだった。
 自分の子供にはインドネシアの復元された熱帯雨林を見て
 欲しいなと強く思った。
 ”人間が壊したものは人間が直さなくてはいけない”
 というのがすごく心に残る」

(神奈川総合高校:
  第11回環境シンポジューム 分科会 生徒感想票より)

 自然に接することの少ない現代人は、心のセンサーが鈍く
 なっていて、地球環境の問題にもなかなか行動に移せない人
 が多いですが、この高校生にような感性を大人も思い起こして
 ほしいと願っています。
こんな状態で次世代に引き継げないと感じませんか?

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