いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

トレリンマへの挑戦

2011-03-02 16:10:40 | Weblog
トレリンマという言葉をご存知でしょうか?
ジレンマは知っていてもトレリンマはご存じない方がほとんどでは
ないでしょうか?

トレリンマを私が知った経緯は、

私は「あなたにもできる 地球を救う森づくり」(協同出版)という
本を2004年に出版しましたが、この本を紀伊国屋書店大手町店で
見つけて読んでいただき、

早速ご連絡をいただいたのが当時、
財)電力中央研究所に勤務されていた新田義孝先生です。
その当時も四日市大学の環境情報学部の教授も兼任されていました。

この本で紹介した熱帯雨林再生のための植林のコンセプトに共鳴して
頂きコンタクトお話をさせて頂く中で共同研究のお話をいただきました。

2004年12月に日本の産業廃棄物である石炭灰を何とか有効利用できないか
ということで、
酸性土壌の植林地に使用する試験をやらせていただきました。

試験結果は、良好でしたが輸送コストという経済性の点でクリア
できず試験で終わってしまった経緯があります。

先日、某大手のシンクタンクの方からコンタクトがあり、
その状況について聞きたいとのことでした。

日本では火力発電所から大量の石炭灰が出ていて、その処理に
困っているという背景から解決策について調査しているとの
ことでした。

そんなことで2007年に新田先生が書かれ、贈呈していただいた本、

持続可能な地球をつくるマクロエンジニアリング
~トリレンマへの挑戦~(北星堂)
とうい本をもう一度棚から出して読み返しました。

その中に新田先生が私たちVIVOとの植林試験の事などを
書いて頂いているからです。

頂いた当時は十分に理解ができていなかった
「トリレンマ」という言葉もつ
現実の問題点を表現した素晴らしさに感動しました。

わたしたち現代の人間社会の問題を的確に表現することば
「トリレンマ」
すばらしい概念の言葉だと感じています。

この概念を理解し、大胆な発想と強い意志そして行動力で
取り組まない限り、大きな変化を迎えている人間社会が抱える問題を
解決できる方向に導くことはできません。

人類社会の崩壊を回避するためには、
まず地球規模で「トリレンマ」を理解し、問題解決に取り組まないかぎり、
明るい未来を次世代に引き継ぐことはできません。

新田先生にご理解いただいたことに改めて感謝の気持ちを
持たせていただくとともに、
トリレンマを克服するシステムの一つが

「2イン1」Wエコゴールデンバイオチーク事業であることを再認識し、
あらためて前向きに取り組んでゆきたいと意を強くしています。

本当にいい出会いに恵まれて、感謝です。
それに呼応するように植林への問い合わせをたくさんいただき
感謝の日々です。

まずは、現状認識をジレンマでなくトレリンマに陥っている
人類社会を振り返り、自分自身の生活スタイルを見なおすこと
そして、
棲んでいる町の市民として、日本国民として、そして地球市民として
今すぐに行動できることから、行動することが求められています。

次世代につけを残さない覚悟、みんでしましょう!
あなたの一歩の行動が間違いなく、より良い地球の明日につながります。

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