いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

雲を友として

2010-02-24 16:39:04 | Weblog
インドネシア東カリマンタン州で寄付ではなく
事業として植林をはじめて間もないころに、
読売ウイクリーという雑誌の対談でお会いした、
作家の立松和平さんが2月9日に亡くなられました。

大変温厚で気取りの無い方で、同じ年のお生まれとのことで
打ち解けた対談をさせて頂いたことを思い出しました。

ご本人も足尾銅山の跡地の植林活動「足尾に緑を育てる会」の
活動をされていることや

300年から400年後に法隆寺の修復のために使うため
の木が足りないので、その修復サイクルに合わせて、
今 植林を始めている話しを楽しく聞かせて頂きました。

鞍馬の話しを伺ったときにその植林をしているのは、
「今の時代を生きる人間の未来に向けての布施」という思いがあって

「古事の森」というのを立ちあげられたとお聞きしました。
そして、
「先祖たちが、何の見返りを求めず、布施をしてくれたと
 思っています。
 今の時代、それを貪るだけでは終わってしまうから、
 同じように未来に向かって布施をしなければいけないと思います。」
という話しを聞きました。
そして、作家らしい表現で言いお話を聞きました。この言葉は対談以後
肝に銘じていて、折りある毎に皆さんにお伝えしています。

「宮崎さん、植林をしている人はみんないい顔しているでしょう?
 木を一本植林することは、2本植えることなんですよ。
 実際に地球に1本ともう1本はその人の心に植えているんですよ。」

大変に意味深い適切な表現だと感心しています。

そして、
対談の終わりに
「木を植えることは、楽しんででやる事そして、自分を生かしながら
 社会に少しは役に立ってゆくというやり方です。 
 。。。。。。
 そんなに頭でっかちにならないで、素直な気持ちで木を植えれば
 いいと思うんですよね。」

そして、色紙に2つの含蓄ある言葉を書いて頂き、
大変気に入っています。

「流れる水は先を争わず」
この言葉は、私の座右の銘「流れる水のごとく」に通じる言葉で
時折、壁にかけて眺めてます。

もう一つは
「雲を友として遥かな道を」

大変雄大な発想、時間に左右されない生き方を示していて
私にとって、心を豊かにもてる一言です。

地球に住んでいる人たちみんながこのような考え方を持てれば
地球温暖化も回避できると思いますが。。。

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