いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

国際森林年って??

2011-01-26 19:36:43 | Weblog
2011年は国連の定める国際森林年です。

国際森林年とは1992年リオデジャネイロで開催された
国連環境開発会議「地球サミット」で森林を守る議論が
あったそうです。

その中で「森林の保全と持続可能な経営」という
「森林保全の重要性」について、国際的な認識を広めるために、
2006年の国連総会決議で定められたそうです。

林業に携わってきた自分も昨年末に環境省のシンポジューム
の案内を聞くまで知りませんでした。

情報収集不足何だとは思いますが、林業に全く関係のない
人たちには、もっと遠い存在だと感じています。

世界中のあらゆるタイプの「森林保全と持続可能な経営」の
重要性について認識を高めることを目的としているそうです。

今年は世界各地で、
森林・林業再生や
REDD+(森林減少・劣化防止による排出削減)などの事業推進
のほか、植樹・森林祭・スポーツ大会などのイベントが
予定されているそうです。        

しかし、冷静に見ますと過去の文明がすべて「森」を失くして
滅び消滅してきた事実があります。

この事実からも、人類の生存にとって不可欠な森を守るのは
「生きること」に匹敵するほど大切なことなのです。

なのに、今年は国際森林年だから、森林に注目して、
さまざまなイベントを実行して認識を深めましょう!

というような低いレベルのアピールでいいのでしょうか?

日々減少を続けている世界の森林資源に人類生存の危機を
見いだし地球規模の資源保護と利用のグランドデザインに
基づいて行動すべきだと思います。

インドネシアバリ島でのCOP13で提案されて以来、
「気候変動枠組み条約のREDD+」について国際的な議論が
なされていますがお互いの利害の調整に終始して、
なかなか進展しないようです。

私たち日本人にはアジアの熱帯木材を大量に利用してきた
責任を果たして地球環境の未来を創る時はいまだと思います。

森林資源の供給について海外依存が高まって、一方では経済性、
採算の観点から、放置されてきた日本の森林の問題があります。
早急に解決しないと国土が災害でズタズタになりそうです。

「日本は、国内の森林資源を保護して、海外の木材を伐りつく
してきたから木材資源は豊かだよね」
という発言をインドネシアでも聞くことがあります。

責任ある国家として、国際森林年を契機に
「地球の自然環境の修復」というスケールの大きな検討が

おこなわれ林業分野でも日本発の国際的議論をリードし、
行動することが、日本の国際的な信頼につながると期待
しています。

森林は100年200年の単位で考えるべき問題で、
国際森林年というこて先の対策では、

子供たちの未来に緑ゆたかな地球は残せないと危機感
を持っています。

みなさんは、どのようにお考えでしょうか?

■人類だれでもできる究極の温暖化対策・世界平和は?
世界平和の森づくり

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