いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

知らなければ始まらないけれど、

2012-10-19 15:01:05 | Weblog
地球環境がおかしい?と思ったいる人や
最近の気候はなんだかおかしいなーと感じている人

気象状況がなんだか変だと感じている人たちは確実に
増えています。
でも、地球環境がどうなっているのかをわかっている人は
どれぐらいなんだろう?と思うことがあります。

自分は38年前には豊かで、鬱蒼とした熱帯雨林の
あった時期から、
自然の森で遊ぶオランウータンが普通だった時から
森を追い出されて行き場をなくして、
人間に保護されて檻に暮らす今までを見てきました。

このままゆけば大変なことになる感じて人生の生き方を
1989年42歳の時に大きく変えました。

自分ひとりが変えたところで社会は方向転換を
するわけではありませんが、
この現実を見て見ぬふりをして過ごす人生は
人生を終えるときに、
自分自身きっと後悔するだろと考えたからでした。

この現実を見て知っている人間として、少しでも
たくさんの人立ちに伝えて、よりよい社会を次世代に
残したいと願って行動しています。

あれから二十数年が過ぎて、見た目や日常生活で感じる
地球環境はますます悪くなり危機感を感じています。

国連環境計画(UNEP)では1997年から5年ごとに
「地球環境概観」を報告しています。(GEO・5)

2012年6月6日、リオ+20サミットに先立って
発表されました。

この報告では環境保全のために設定された90項目の目標
のうちこれまでに達成されたのは
たったの4項目だと指摘しています。

残りは、少し改善されたもの40項目、
ほとんど進歩がなかったもの24項目
悪化してしまった項目8項目、
残りの項目はデータ不足で評価ができなかったという

驚くような惨憺たる状況なのです。

森林の減少、魚種資源の減少、水の需要増大し、
気候変動対策の遅れのために人類の未来は
持続可能ではないようだと警告を鳴らしています。

もし現在のような「天然資源の生産と消費のパターン」が
蔓延して、その形を反転することができなければ、
各国政府は前例のないレベルの損害と劣化に
対処することになるだろうと伝えています。

世界的に見ると中国インドの次として開発途上国に
市場を求めて、「天然資源の生産と消費のパターン」を
持ち込んで、「開発という名の破壊」を勧めている姿に
価値観の変換のむつかしさを感じています。

科学誌「ネーチャー」はこの「GEO・5」発表の
すぐあとに「環境変化に対する証拠の再調査」を発表しました。

生物圏、「生命を支える地球環境」の一部では、
すでに取り返しのつかない転換点に向かっている可能性が
あると結論付けました。

科学が明確に結論づけるのは、悲惨な事態が起こったあと
です。ですから、結論を待って行動してのでは間に合わない

まず、現実の地球環境の状況をしること
知って、正しいと思う事のために自分の人生を使うこと
が求められています。

これまでの社会の価値観に流されていては、
決して明るい未来は開けません。

今起こっていることは、これまで人類が経験したことのない
大きな出来事ですから、経験や歴史だけでは測れない
自体ですから。

GEO-5」の発表
生命の森づくり

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