いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

地球の肺 熱帯雨林再生へのチャレンジの記録

2012-12-30 11:03:19 | Weblog
いまを生き未来につなぐ

過去は私たちのものだが
わたしたちは過去のものではない

わたしたちは現在を生き、未来をつくる
たとえその未来に私たちがいなくても

そこには子供たちがいるから

(マホトマ ガンジー)

1996年にインド値祭の熱帯雨林の危機を感じ、良心に従って
行動してきた活動の記録の一部をまとめました。

地球の肺 熱帯雨林の再生へのチャレンジの記録

ただ、草原をこのまま放置しても回復するには1000年もかかると
知り、次世代のために自分の出来ることを考え
たくさんの皆様に支えていただいてここまできました。

生命ある限り、この活動を続けてまいります。 


生命の森づくり


熱帯雨林と気候変動のこと

2012-12-30 10:37:38 | Weblog

写真は2004年に私たちのチークの植林地を訪問した
ポールウインター氏
(米国のソプラノサックス奏者で昨年6回目のグラミー賞をとった
 第一人者で自然保護・環境問題にも造詣が深い)

彼が私たちの植林地を訪問して語った言葉が今も思い出されます。

「私たち米国人にはアジアの熱帯雨林は遠い存在です。自分も
 今回訪問してインドネシアの熱帯雨林の惨状を初めて目にして
 大変驚いている。私に何か出来ることがあれば言ってください。」

そして、世界最強の草~アランアランの草原でわたしたちが2000年
から取り組んでいるチークの植林地に立って彼が言った印象的な言葉

「初めて聞く、森が再生する音だ。素晴らしい取り組みだ!」

私たちが初めてこの草原に立ったとき、虫に音も鳥の声も風の音さえも
しない、ただ暑くムッーとした不気味な静寂の土地でした。

こんな土地に太陽の光を好み、乾燥に強いチークを植え始めた3年目
から、虫が戻り、鳥が帰り、風が戻ってきました。
自然の再生力の高さを感じ始めていた時のポール氏の訪問でした。

森が再生する音だ!と評してくれて彼の言葉に言いようのない喜びを
感じました。

わたしたちは愚直に植林活動を続けていますが、熱帯雨林の状況は
あの時から比べれば大きく棄損し、もはや熱帯雨林と呼べる森は
ほとんだありません。

私が熱帯雨林の危機を感じたのは1996年にインドネシアを訪問
した時からです。
このまま進めば、人類生活にに大きな影響がでてしまう。
そんな器具が現実になり、世界的な自然災害が多発しています。

ごく最近、偶然に
世界的な科学アカデミー、インターアカデミーパネル(IAP)が
「熱帯雨林と気候変動についての声明」
を2009年12月に出していることを知りました。

往々にして、人間は科学を信じて行動しながら、
都合のよくないことは
信じないフリをする、または、行動を先送りしてしまいます。

その結果が子供たちの世代に大きなつけを残すことになろうと
あまり配慮が行き届かないようです。

熱帯雨林の危機をアピールして、
16年余前から活動をしていますが
なかなか身近な問題として捉えていただけることは
少ないようです。

数少ない理解者の皆様に支えられて、続けてきた熱帯雨林の
再生のための植林は、確かな手応えを感じさせてくれています。

世界の科学者の知見が集約されたこの声明文を読んで、
大切なものを思い起こしていただければと願っています。

そうしなければ、
次世代に緑豊かな地球を残せないのは確実です。
そんな未来を残したいと考えて生きている大人たちだけでは
子供たちは明るい未来を描き用がありませんから、。

今を未来のために生きるために

「熱帯雨林と気候変動についての声明」をぜひ読んで
出来ることから行動してくださることを願っています。
http://www.scj.go.jp/ja/int/other/pdf/seimei-iap.pdf#search='%E6%B0%97%E5%80%99%E5%A4%89%E5%8B%95%E3%81%A8%E7%86%B1%E5%B8%AF%E9%9B%A8%E6%9E%97'

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