いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

見えない恐怖

2011-04-05 20:08:28 | Weblog
地球温暖化問題をCO2問題に歪曲化して、原油価格の引き上げや
原子力発電の推進を正当化してきた先進国を中心にした
現代文明の愚かさと危険性を感じてきました。

その文明の招いている自然災害の頻発は予想していました。
自分が考えている以上に早い時期に巨大な自然災害が起こって、
大変ショックを受けています。

もう、地球の自然環境は元東大教授の山本良一先生の温暖化地獄
の3丁目か4丁目以上に進んでしまっているようです。

温暖化地獄という表現は少し違うと感じていますが、
要は人間活動が自然環境を破壊して、
人類にとってより生存が厳しい環境を作り出しているということで、
CO2だけが問題ではありません。

先進諸国の現代人のライフスタイルが様々な自然災害を誘発しています。

再分化された学問や産業のもろさは
今回の自然の大災害で明らかになりました。

今回の大きな地震の予測も対策も間に合いませんでした。

原発の問題は明らかに人災です。
原発も地震で停止して、バックアップの発電設備が被災して、
パニックになり後手後手の対策に終始しています。

停止するまでは正常に作動して、そのあとは自家発電で冷却するはずが、
発電装置が作動せず、
対策もないまま放置して手をこまねいているうちに
今日の事態を前にてしまいました。

地震の直後に作動しない自家発電の代わりに電力を供給して
冷却設備を動かすことを一番にやれば

このように後手、後手の対策に終始して、
展望ない状態を招いていなかったと思います。

初動段階で、管さんが現場に行って邪魔をしたのかもしれませんが、
有効なアドバイスはできなかったことは明らかです。

一国の総理が現場に出向いても何も役に立たないことは、
国民はみんな知っているのに本人は国民のためと思っているようで
悲しい限りです。

普段は中央制御室で計器類をみて、状態を把握している人いたちは、
計器が作動しなければ状況の把握ができないのは当たり前です。

想定外の連続で、後手後手の対策に終始して、解決の糸口もなく、
基準値の100倍の放射能を含む水を海に流すという、
あまりにも身勝手で、智恵のない施策に怒りを覚えます。

コメントに出てきた東大教授も近海の魚介類への影響は心配されては
いましたが、その先で太平洋に行けば薄まるので
それほど問題ではないというような発言がありました。

本当ですか?

世界中の人たちが
「目に見えない」、「臭いもしない」、「気がつかない間に汚染する」
放射能の恐怖を感じているのに、
もっと知恵を出して、
国家の威信をかけて万全の対策をしてほしいものです。

官房長官は責任感の感じられないコメントを繰り返すだけの
ただの、メッセンジャーです。

福島県の人たちだけでなく、日本中や世界中の人たちに多大な心配と
迷惑をかけている最悪の事態に陥っているということさえ、
理解していないのではないでしょうか?

自分や子孫の生命にかかわる事態なのに冷静な国民?
何か行動を起こす必要を感じます。

自然と調和しない活動は、必ず破たんすることを自覚した社会づくり
をする必要があります。

自然は偉大です。
人間は自然を超えられないという真理を理解して未来づくりを!
子供たちの未来によりよい環境を残せるように
「行動と選択」を!!

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